地元の船友と時折、議題になるのが、ラジコン新作船、及び、諸々のトラブルです。
主に、推進器系の故障でした。
1.ユニバーサルジョイントに破損。
当初、スプリングジョイントを使用していました、380モーター位までは何とか持ちましたが、
540モーターや高出力型ブラシレスモーターに措いて破損していました。
対策方法:自作で車用のドライブ軸のボールジョイントを加工して応用しました。
$いごっそのブログ-第七時丸 ドライブ機構001
第七時丸(建造中)ドライブ構造 

2.推進器の破損。
変速機のギアの損傷がよく発生しましたが、主に、二軸推進でしたので、片効きで回収し、修復していました。
対策方法:金属化出来れば最高ですが、地道にギア交換で対応しています。

3.モーターの焼損。
初期の船体は、高電圧(12v対応型モーター)のモーターでした、
しかし、370タムテックギアのモーターにて、即、焼損してから冷却方法が、
船体製作時の基本設計の一部に組み入れています。
対策方法:小型の低浮力型の場合、スクリュー後方に取水管配置型。
通常型船体では、主に、遠心翼のポンプを自作して搭載していました。
ポンプ軸からの浸水が発生しました。
(原因は、ポンプの圧縮された水圧で作動軸のシールを越えて漏れでした。)
現在は、負圧軸型なので高負荷状態(噴出しない状態)でも軸からの浸水無しのポンプに交換しています。

4.プロペラシャフトの損傷。
最近まで、2mmカーボンシャフトを使用していました。
ですが、高効率型モーターの換装に伴い、ねじ切れる等の症状に悩まされていましたが、
常備していたステンレスシャフト(ホームセンターで購入)にて解決しました。

その他:浸水、受信障害等と色々な事例がありました。

浸水対策は:主に、シリコーンシーラント(ボンドコークだったけ?)で隙間等浸水しそうな個所を埋めています。

受信障害対策:モーターのコンデンサー交換や追加に、
船友からの助言で、受信機の電源ジャック(チャンネル端子上のバッテリー端子)に不要になった接続端子の主電源等にコンデンサーのジャンパー線の様に設置して対策しています。


次に、部品製作の事ですが、前回製作した、6mm真鍮製遠心クラッチですが。
遠心クラッチの最大の弱点?・・・そうです!滑る・すべる。

では、更に加工してみました。
入力側の構造そのままにして、出力軸側に差動率に由って作動するロックアップ的機構を作りました。
製作途中に写真を撮っていれば良かったのに、つい、夢中で作り、ちょっと残念です。


$いごっそのブログ-遠心クラッチ一号と二号
上:遠心クラッチ一号と真鍮製自作ユニバーサルジョイント。
下:遠心クラッチ二号差動率作動式ロックアップ機構装備遠心クラッチ二号。

二号クラッチは、製作工程中には予定の作動でしたが、実際のテストは未だです。