、、、タイ、バンコク、、近隣県が荒れています。
周辺を渡航中の方は、どうぞ安全情報の確保を
おすすめ致します。
、、もしくは、バンコク、カオサンにある日本人の方が
経営する旅行会社を訪問されるのも良いかもしれません。
どうぞ良い旅を！
「バンコクおよび近隣県に非常事態宣言」
アピシット首相は４月12日、バンコクおよび近隣県の一部に非常事態宣言を発令した。
対象エリアはバンコク全域、およびノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、ナコンパトム県、アユタヤ県の１部。
12日午前、タクシン派の反政府組織「反独裁民主戦線（ＵＤＤ）」の幹部、アリサマン元タイ愛国党議員が、11日のＡＳＥＡＮ関連首脳会議の会場となっていたホテルに乱入・占拠したデモ隊を先導した容疑で逮捕された。
これに反発したＵＤＤメンバーはバンコク都内ラチャダピセク通りの刑事裁判所前を封鎖。
その後、首相が非常事態宣言を発令したため、ＵＤＤメンバーは首相が立ち寄っていた内務省に突入。首相専用車を襲うともに、ニポン首相秘書官（民主党）を暴行した上で拉致した。12日午後６時現在、安否は確認されていない。なお、首相私設秘書官、および警備員２人も負傷した。
首相は無事脱出できたものの、ＵＤＤはタクシー運転手、オートバイ運転手にバンコク都内各地を封鎖するよう呼びかけ。
このため、陸軍司令官は装甲車・戦車を出動させ、都内50カ所の警備を命じた。この一部がデモ隊に奪われたとするうわさもあるが、陸軍報道官は、「そのような事実はない。ただ、デモ隊の１部が装甲車の上に乗っているが、これは楽しんでいるだけ」と説明した。
午後５時ごろ、首相はテレビ番組を通じて、「デモ隊は憲法を無視して、騒動を起こそうとしており、もう見過ごすことはできない。断固とした措置をとることにした」と宣言。
保健省ではこの首相発言を受け、都内の公立総合病院に対して、臨時ベッドを増設するとともに、輸血用血液、医薬品を用意するとともに、手術に備えて外科医を待機させるよう指示した。