ヴェルディスクール出身者の想い
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スクールの思い出

スクール募集の記事を見た。

私が通っていた時は、土曜日がメインだったのだが現在は

土曜日はないらしい。その代わり、ほとんどの平日にも

行われているようで感心した。


私が通っていた頃は、まだ読売クラブの時代で今のように

ヴェルディスクールとは呼ばれていなかった。(高学年の

時にJが開幕したが)


人工芝グラウンドの隣(昔は土、現在は人工芝)では、ジュニアなどのユースの選手たち

が練習をしており、勝手にライバル視していたことを思い出す。


ユースの試験が年に数回行われていて、私も何度か挑戦したが結果は不合格。

Jが開幕したとたんに受験者が増え、倍率がかなり高くなったことを覚えている。

テレビ局までその様子を撮影しにきていたし。


練習が終わり父の迎えを待っていた私と、武田さんや菊原さんが遊んでくれたことを

覚えている。

特に武田さんには、何回もサインをせがみ迷惑をかけた。

ある日、武田さんの練習前にサインをお願いすると、「サインしてもいいけど、練習に遅れたら

罰金なんだぞ」と言っていたことを覚えている。

そんなことを小学生相手に言ってしまう武田さんと菊原さんを今でも応援している。


ラモスさんも、どれだけ長蛇の列ができようとも全員にサインしていた姿を鮮明に覚えている。

Jが開幕し、一部のスター気取りの選手たちがファンに横柄な態度をとっていた中で、その姿は

すごくかっこよかった。


子供の頃の印象というのは強烈で、今でもその頃の記憶が選手を見る際の基準となっている。





練習試合を観て

練習試合を観た。感想としてはまだまだできるはず!いや、できて欲しい!という感じか。


個人的には、土屋の安定度とフッキの突破力、フッキと平本のコンビネーションの良さと廣山の

運動量が好印象であった。


特に、フッキは中盤に下がってボールをもらいたがる傾向がみられたので、トップ下で起用し

ドリブル突破、サイドへのはたき、大きなサイドチェンジ、スルーパスなど選択肢を増やすのも

面白そうだと思った。

ただ、彼に依存しすぎるのは危険だとも思った。


しかし、プロなのにも関わらず、トラップやサイドキックの質の低さやスピードの遅さが目立った。

(特にボランチとディフェンダー)

すぐにボールを浮かしてしまうからワンタッチでパスを出しても受け手にやさしくない。

正直、あんなスピードでボールをまわされても全然恐くない。どれだけパスをまわしても

相手を崩すことができるとは思わない。(もちろん今は体が重いということもあると思うが)

パス一本でもプロだと見せつけられるようなプレーを心がけてほしい。


そういった点で福田健介は基礎がしっかりしており、期待できる選手だと思った。


また、28番をつけていた選手は、最初のトラップを見ただけで技術の高さを垣間見ることが

できた。前線への飛び出しやスピードの速さなどもあり面白い選手だと思った。練習生か?

中長期的なプラン

ベテランがどんどん加入してきている現状を見て、フロントが本気でJ1復帰プラス

2,3年後を見据えた補強をしているように思う。


今年の永井選手のプレーを見て、体の反応が少し鈍くなったとしても、技術は

衰えないと感じた。途中から入ってきて猛烈な勢いで相手にプレッシャーを

かけていくなど、気持ちを感じた。


年齢で選手の力を判断するのがいかに非論理的かということを思い知らされたシーズンだった。

だから、来シーズンは大いにベテランに期待したいと思う。


横浜FCのようにベテランの力で昇格を果たし、

大卒の新人にはエスパルスのように2年目には戦力に、高卒の新人には3年ぐらいで戦力になってもらい

ベテランとの世代交代を図るといったプランが見え隠れするような気がする。


これがクラブの掲げる中長期的なプランということだろうか。


移籍金や観客動員への貢献度、J2のチームからの引き抜きによる他チームの戦力ダウンまで

入れて考えると、非常にうまい”補強”をしているように感じる。


あとは、やっぱり下部組織からの生え抜きや、ヴェルディが見つけてきた選手がチームの

中心、顔となり盛り上げてくれるとより愛着が増すのではないかと思う。