「にっぽんの芸能」(12/28放送)より

東京2020へ向けての野村萬斎さんのコメントを文字起こし

 

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東京2020へ向けて


「そうですねまぁ大役ですよね。ですからまぁあの 本当に 責任あるお役目でございますので、身の引き締まる思いですし」

 

「どういう言葉をキーワードにしてるかという時に、実は狂言の中でよく使われる『このあたりの者でござる』という言葉を一つの えーキーワードにしていこうと。

『このあたりの者でござる』ってのは狂言の始まるまず第一声で『このあたりの者でござる』(←狂言での言い方で)って言うんですけどね。

まぁ日本語の曖昧さでね 主語が無いですねぇ。で 私はこのあたりの者です っていう意味でもありますし、でもそれをお客さんを前にして言う時に、あなたたちもこのあたりの人でしょ 今ここにいる人たちでしょ すると私たちみんなこのあたりの者でしょ っていう了解から狂言ってのは始まるわけですね」

 

「そうすると、つまり文化や 時代や人種 言語 国 そういうものを全てを超えて我々はこのあたりの者でござる という精神を持っているということなんです」

 

「世界中の人々が、今回は東京に集まってそこで生きていることを 大いに称え合うと そういうようなつもりで『このあたりの者でござる』という言葉がそういう意味でいうといろんなことを 総括できるというか 包み込むことができる」