米国の消費者を対象にスマートフォンに関するアンケート調査を実施している ChangeWave Researchによると、今後90日以内に新端末を購入する意欲があるとした回答者のうち、サムスン(Samsung)製端末を購入すると答えた人の割合は、2012年12月時点で全体の21%にのぼり、前年11月の5%から大幅に増加したという。
いっぽう、アップル(Apple)「iPhone」を購入する意欲があると答えた回答者の割合は、3ヵ月前の71%から19ポイント落ち込み、およそ50%であったという。新たなiPhoneの発売によって消費者の関心が高まり、その後はこれが落ち着きをみせるという傾向は例年と変わらないが、iPhone5発売後の関心の低下は、iPhone 4(13ポイント下落)やiPhone 4S(11ポイント下落)の際よりも大きくなったという。
これに関連して、テクノロジー系のさまざまなサイトでは4か月ほど前から、サムスン「Galaxy S」シリーズの次世代機種についての憶測が飛び交っており、Wall Street Journal(WSJ)もその様子を「iPhoneと同じような注目を集めている」と紹介している。
サムスンは次期製品のリリースについてコメントを控えているが、過去の例から、新製品のリリース時期は4~5月と見込まれ、名称については「Galaxy S IV」になると推測されているという。
サムスンは、2010年に初代「Galaxy S」シリーズのスマートフォンを発売。同シリーズ製品の累計出荷台数は1億台を突破したことが先ごろ伝えられていた。とりわけ2012年に発売された現行モデル「Galaxy S III」は高い人気を呼び、同年第3四半期には、それまで2年間にわたってトップに君臨してきたiPhoneを抜いて「世界で最も多く売れたスマートフォン」の座に就いていた。
テクノロジー系のサイトAnandtech.comによると、次のGalaxy Sスマートフォンへの関心は、Galaxy S IIIより「さらに高い」という。
ただしWSJでは、数あるAndroidメーカーのひとつであるサムソンの場合、iOSを採用する唯一のメーカーであるアップルの場合と比べて、ユーザーのロイヤリティが低いとも指摘。期待の高まりに応えるためにも、同社にはさらなるイノベーションが求められそうだと付け加えている。
出典:WirelessWire News