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腎臓を守るためのヒント集 ▼第006号
presented by 『透析のない街をめざす委員会』
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▼ 最近の腎臓関連ニュース
◇腎臓病が「世界的流行」に
Bit.ly/2KgajP0
・・・腎臓病の患者数は、世界で8億5000万人に至るとされており、腎臓病は世界的な流行病となってきていると報告されています。国際腎臓学会の会長である、David Harris博士らは「腎臓病が世界的に蔓延してきている」と述べています。腎臓病は、自覚症状がみられることが少ないために、知らないうちに進展しやすく、その結果、腎不全や透析に至るだけでなく、脳卒中や心筋梗塞などの命の危険にさらされる確率が、ぐんと高くなります。
▼「腎不全や透析にならないためのヒント」
◇【血圧コントロール】
皆さんは、家庭で血圧を測っていますか?
よく、病院や診療所では、測ってもらうことはあると思いますが、実は、家庭での血圧がより大切なのです。また、腎臓病があると、腎臓病や糖尿病がない方と、目標となる血圧の数値が異なってきます。
一般的に、腎臓病の方は、ない方と比べると、より低めにコントロールがなされていなければなりません。これは、なにより、ご自身の腎臓を守るためなのです。
▼「腎臓病ってなんだ?Q&A」第四回
◇【Q:タンパク尿が軽度であれば、自覚症状がなければ、経過をみるのがよい】イエス (YES) or ノー (NO) ???
【ポイント解説】タンパク尿が軽度であっても、持続してみられる場合は要注意です。風邪や過労で、一過性にみられることはありますが、それらが落ち着いてからの、再検査でも、タンパク尿が指摘されれば、放っておくことは危険です。
なぜなら、タンパク尿の程度が、その後の腎機能低下のスピードを関係しているからです。つまり、本来は、出ないはずのタンパク尿が、糸球体から過剰のろ過圧を受けて、尿に出ているということを意味します。その状態が続くと、糸球体は過剰なろ過圧に耐えることができなくなり、次々と壊れていくというのが理由です。
そのため、タンパク尿が軽度だからと言って、放置することは、腎臓の寿命が短くなるのを、指をくわえてみているだけ、ということになります。
ただ、注意しなければいけないのは、通常の健診では、尿の検査は試験紙で行われます。試験紙では、尿の中のタンパク質の濃度で、+(プラス)になったり、±(プラスマイナス)などの判定がなされます。健診の際に、あまり水分をとっていなかったり、検査のための尿の量が少ないと、偽陽性といって、異常がなくても、ひっかかることがあります。
この場合も、放っておかずに、適切な医療機関で、詳しい「定量検査」を受けるよう、勧めてください。定量検査をすれば、濃い尿であっても、異常がないかどうかが、はっきりします。