東名高速の大井松田ICで降りて

すぐにあるチェックメイトCC。


よっしーの「ゴルフってやつぁ!まいったな、こりゃ、たのしいな」

今回はオー君とのラウンド。

後ろで待たれると打ちづらくなる、

あの後輩 である。


彼はスクールに通っているが、

忙しくて忙しくて忙しくて

月に1度も行けないことが多く、

毎月2万円をムダにしている。


「あのスクールの受付嬢、

 ちょーかわいいんすよ。

 僕が食わしてるようなもんっすよ」


と悪態をつく始末。


そんなオー君はお坊ちゃんで、

道具を中古で買うなんてありえないと、

すべて新品を購入。

しかも定価で買っちゃうのだ。


「かっちょいー」


と持ち上げるが、


「このバカ息子!」


と心の中で僕も悪態をつく。


彼の実力は、

お世辞でもうまいとは言えない。

ベストは120台後半だったと思う。


ドライバーはボールが上がらず、

地をはうショット。

5Wに持ちかえてダフる。

5Iでは右へ行き、

空振りをはさんで

7Iでやっとグリーンのそば。

アプローチは得意のようで、

グリーンに乗せるのはうまい。


「ヘッドアップしている」

「グリップが悪いよ」

「背筋がなってないなぁ」


いろんな人から忠告を受けたが、

どれも彼を変えるものはなかった。


ところが、


今回のキャディさんの、

「肩を大きく回しなさい」


そのひと言で、

彼のドライバーは

空高く飛ぶようになったのだ!


「グッショット!」

「ナイスボール!」

「この色男!」


それぞれが、

それぞれの言葉で称賛を送る。


ジブンの打った球を

信じられない表情で見届ける、

彼はいい顔をしている。


うなずくキャディさん。

ほほ笑むオー君。


そのふたりの姿を見て、

ごめん、

ちょっとキモイと思っちゃった。

ひゃひゃひゃ。


ホールを進むごとに、

アイアンショットも冴えを見せた。


「キャディさんも、

 指名できたらいいのに」


キャバクラ好きの

オー君らしい感謝のコトバ。


最後はキャディさんを、

先生と呼んでいた。


かわいい後輩である。



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