一人でいるのは寂しくないよ
あの子の甲高い笑い声が苦手なだけ
好んで一人になるんだよ
本当は誰とでも仲良くなれる


ファミレスにいるより家にいるのがスキ
それらしい嘘を重ねすぎて
誰も信じてくれなくなった

ハロー ロンリー

僕は独りぼっちなんだってね
でも君だけは僕の耳元へ飛んできて
元気だせよ と掠れた声で笑った

ハロー ミュージック

くしゃくしゃな笑顔が素敵だね



遠い昔の神の話を聞いた
どうやら人は脇の下から生まれたらしい
あたしはそんなの信じないけど
よくできた話だ

もしかしたら今だって太陽と月は狼に追いかけられて
ぐるぐるぐるぐる


地中不深くでは彼女が待っていたりして
笑っちゃうほどの夢物語さ


良くも悪くも進みすぎた現代は
テレビをつければ人が死んだと
争いが始まったのだと
淡々と話している

貴方も明日死んじゃうかもよ

後ろを気にして震える毎日
なんて愉快な世界なんだ



神話っていいな
だいすき




登校中であろう制服の彼女は、さっきから電車に乗らない
かれこれ40分、あのベンチに座っている
電車が来ても見向きもしない

僕は気になって電車に乗れない

彼女はたまにリズムを取る
音楽プレーヤーの画面から目を離さない
僕は彼女がなにを聴いているのか気になって仕方ない

彼女は時折笑顔になる
時折目をつむって動かなくなる
僕は彼女がなにを聴いているのか気になって仕方ない

気になって仕方ない