(Eternal loveから続くお話です。
Eternal loveをまだお読みでない方は、そちらもどうぞ)
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もうどのくらいの時が経ったのだろう
薄暗いこの場所で・・・
静寂に包まれたこの場所で・・・
胎児のような姿勢で息を殺しながら過ごしている。
といっても私自身はもう「死んで」いる。
これは「修行」と呼ばれるものらしい。
来世に生まれ変わるためには、前世で生きていた頃の記憶を全て忘れなくてはならず・・・
記憶を消すため、ひたすら静寂と孤独に耐える「修行」。
私が忘れなければならない前世での記憶・・・・・「あの方」との記憶。
そう簡単に消すことなど出来ない記憶・・・
『まだ記憶を消すことは出来ぬのか』
《この世界》の主の声が聞こえる。
「簡単には消せませぬ・・・」
『なぜそこまで・・・早く忘れれば転生できるものを・・・』
「この命も惜しくないと・・・そう思ったから。
それほどの強い想いを貫いた最後でしたから。簡単にあの時を忘れられるはずがない」
『どうすれば忘れられる?』
「もう1度・・・もう1度だけあの方に会いたい。会って、この想いを伝えられたら・・・」
『思い残すことがあったから、忘れられなかったと?』
「そうかも知れません。」
『ならば今宵・・・その想いを遂げるがよい』
「そんなことが出来るのか?」
『たった1度だけ・・・
前世で真実(まこと)の何か・・・を手に入れたものにだけ、願いを叶えられる時がある。
今宵がその時だ。もしお前が前世でその(真実・まこと)何かを手に入れられた人間だったら・・・
願いが叶うだろう。強く願えば・・・』
「真実の何か?
・・・わかった。
強く願えばいいんだな?」
会いたい・・・会いたい・・・会いたい・・・
会って伝えなければならぬ・・・あなたに・・・
強く願った。何度も何度も・・・
薄暗かった空間に光が差してきた。
「眩しい・・・」
その光の中から人影が寄ってくる。
「まさか・・・」
「ユンホさま・・・私を呼びましたか?」
「ジェジュン・・・・・」
「なぜ、私など追ってこられたのです。やはり、あの時・・・」
「どうしても、ああしたかったのだ。そなたと1つになりたかった」
「命を懸けてまででございますか?せっかく私が助けた命を・・・」
「そうだ。そなたが救ってくれた命だったからこそ惜しくはなかった」
「ユンホさま・・・」
「ジェジュン、私はまだそなたを忘れることは出来ぬ。心残りがあったゆえ」
「心残りでございますか?」
「そなたに伝えなければならぬことがあったのに、伝えることが出来なかった。
今宵、そなたに伝えたいと・・・。」
「何を私に?」
「ジェジュン・・・そなたを愛している。心から・・・
そしてきっと生まれ変わっても・・・・そなたを愛する。」
「ユンホさま・・・」
ジェジュンが涙を流すと同時に、その体が薄れていく・・・
「ジェジュンっ!」
「ユンホ様・・・早く私を忘れてくださいませ。
忘れてまた来世で同じ言葉を聞かせてくださいませ」
「ジェジュンっ・・・ジェジュンっ!!!!!」
またユノは1人取り残された。
『心残りはもうないか?
あの者は待っているのではないか?
お前の事を・・・お前が転生するのを』
「転生するためには忘れろと?
愛したことも・・・愛されたことも?」
『転生するためには、そうするしかない』
ジェジュンも言った。
自分の事は忘れろと・・・。
来世でまた同じ言葉を・・・?
「転生して、またジェジュンと会えるのか?
ジェジュンとまた愛しあえるのか?」
『それは解らん。同じ時代に転生できるかも、男か女か。
人間か動物かさえも・・・
だが、お前たちが運命の伴侶だとすれば・・・
何度転生しても惹かれあうだろう』
「ジェジュン・・・そなたは私の「運命の伴侶」だ。
来世もきっと惹かれあうに違いない。
ならば・・・あの時、あの場所で出会った記憶も、あの甘い声・しなやかな体、そして心も体も愛し
あったあの時の記憶も全て忘れよう・・・。そなたの名前すらも・・・。
またそなたに巡りあうために・・・
今一度最後に・・・ジェジュン、愛している」
そう言うと、ユンホはゆっくりと目を閉じ静寂と薄暗い闇へ・・・身を投じた。
終わり
(画像お借りしました)
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貴重で素敵なユンジェ記念日にまだまだ力量不足の私の「駄文ブログ」に足を(お目を?笑)
運んでいただきましてありがとうございました。
私の思い残していたこと・・・お気づきになりました?
私ってば「愛してる」って言葉を伝えさせずに終わってしまってたんです。(Etrnal loveで)
お互いの顔・目を見ながら言わせてあげればよかった・・・と書き終えて気がつきました
今回のお話で私もある意味「本懐を遂げる」ことが出来ました(笑)
ユンジェ・・・私にとっては本当に「衝撃を受けた2人」です。
色々賛否両論ある2人だと思います。
ガチか?そうでないか?も受け取る方それぞれでしょう。
ですが「YJ☆wifeの頭の中のお花畑」のユンジェは心も体も繋がっている・・・そう思っています。
そう思う反面、リアルな2人のことは2人と、極近しい人にしかわからないでしょうが、「魂・心」は
繋がっていてほしい・・・。
10代~20代の多感な時期、東方神起という「モンスターグループ」を牽引していたのは間違いな
く「父役のユノ」と「母役のジェジュン」だったと思います。
そんな2人の絆・・・ちょっとやそっとじゃ切れるわけはありません。
そしてそれを見守るユチョ・ジュンス・チャミもきっと同じ想いだと・・・。
これから先・・・彼らがどうなっていくのか、心配でもありますが楽しみでもあります
でもいつか・・・いつの日か同じステージの上にいる5人に・・・
ユンジェに・・・会いたい。
あっ( ̄□ ̄;)
私ってば、熱苦しく語ってしまいましたね
新参者のユンジェ・トン・JYJペンではありますが「熱い女YJ☆wife」を今後も宜しくお願
いいたします(*^ー^)ノ
ではでは・・・皆様ぁ~
またのお越しをお待ちしておりまぁ~す♪
えっと・・・皆様、かな~りご無沙汰のYJ☆wifeです(^_^;)
お元気ですか?皆様!
私ですか・・・今日のこのめでたい日に・・・浮かれすぎたのか熱でた!
で、ユンジェ10周年、何か書こう!
と思っていたのですが書けず仕舞いです。