梅雨のまっ最中いかがお過ごしですか。

昔はきらいだったんです、このじめじめした天気が。

ところが今では悪くないなあと思うようになりました。


数年前にサウジアラビアに一年間住んで以来のことです。

一年いる間に2度しか雨が降りませんでした。

それも大した量ではないのですが、雨が降るということを全く予期していない場所なので、通りの排水設備がなくて、すぐに大洪水になってしまいました。

その稀な2回の雨以外は、朝起きるとカーテンを開ける前にいつでも「今日も晴天」と分かっている明快さです。

てるてる坊主の必要がないのもいいな、なんてその頃は思っていました。(どんな状況でも簡単に幸せになれる性格のようです)


でも、日本に帰ってくるとこの水の中にすっぽりと沈み込む季節がやたらと気持ちよく、これがないとしっとり落ちつかないよね、と思うわけです。

ことに田舎で緑の多い地方や水田の並ぶところでは水に濡れて輝く植物が美しい季節です。


Raoul
12月に見つけた本。

サンペの数多い本のなかのひとつで、ペーパーバックですが、絵本のような体裁です。

話はラウル タビュランという名の自転車修理の名手が主人公。その地方では自転車のことを「タビュラン」と皆が呼ぶぐらい。ところが彼には誰にも打ち明けられない秘密があって........

なにか思い当たるところのあるようなないような話でとにかく絵が魅力的です。

残念ながら日本語版は出ていないと思います。

フランス語はフォリオ版です。

注文しておいた本、Tasha Tudor's Gardenが届いた。

とても嬉しい。

日本語訳も出ているようだが、読めるものはなるべく原書のルールに従って英語版を手に入れた。

今年は、「庭」がテーマかもしれない。

今までさまざまな国でさまざまな家に住んだ。

花の咲き乱れる大きな庭をもっていたこともあったし、ハーブガーデンや野菜畑を最初から作ったこともある。

今は庭のないアパートメント暮らし。それでも、植物は増える。ベランダに、部屋の中に、どんどん増え続ける。

いつかまた庭を持ちたい。

象徴的な楽園、花園を地上に作り出すのが人生の目的である。

秘密の花園をすでに私は心の中に作り始めている。