なぜならニットは表現手段だから。
私の中でのニットとは
ズバリ「図工の時間の粘土」
図工の時間に粘土するときは
「なんでもいいから好きなものを作りましょう」って言われることが多かったですよね。
頭に浮かんだものをカタチにする。
あれと同じ感覚です。
「好きなものって言われると困るなぁ」と考える人は、創作に正解があると考えてる人。
粘土も編み物にも正解はないです。
正解探しをする限り、自由につくることに制限がかかります。
合理的に無駄なく作る方法はありますが
それが正解ではないです。
不正解でもないです。
オリジナリティのある作品を作りたい人は
正解を決めないことがコツ。
私はそう思っています。
こんな言葉を最近読んだ本の中で見かけました。
「斬新な発想とは100人いたら99人はしない考え方です」
6/19に久しぶりにがま口講座をします。
オリジナルがま口をつくるための基礎が得られる講座です。
正解を決める発想はしないことが新しいアイデアにつながるとはいえ、基礎部分も大切です。
例えば飛行機。
地球には重力がある。
重力があることを知っていることが基礎。
重力に逆らうのは難しい。
重力があるから空を飛ぶなんて無理と考えるのは正解を決める考え方。
重力を踏まえて、どうすれば空を飛べるかと考えることがアイデア。
自由ながま口をつくるには
作る上で外せないポイントと外していいポイントを見極めることから始まります。
外せないポイントとはネジを例に考えてください。
ネジは回せば締まるとはいえ
ネジ穴がネジより大きければ締まりません。
小さければ回すこともできません。
ネジの外せないポイントは
ネジとネジ穴のサイズが合ってること。
そういう外せないポイントとは
合理的でシンプルなことである場合が多いですよね。
私自身がそういう考え方で作っているので
がま口づくりにおけるそういった外せないポイントをお伝えできる価値ある講座です。
逆に言えば、外せないポイントさえ押さえておけばあとは自由。
ところで、前記事では男性用がま口を作ろうとしていましたが、先に梅雨の雨雲をテーマにしたがま口を作りたくなりました。
私の頭の中にどんながま口があると思いますか?
多分、、、どこにもないがま口です(^^)
絶対かわいい。
もうすぐ晴れて虹が出る直前の雲のがま口。
お知らせです。
6月19日(月)に急きょ大阪で
「どんな口金やサイズでも作れるようになる編むがま口講座」を
開催することになりました!
昨年開催し、受講のご要望が多かった講座を受講するチャンスですよ。
内容詳細はこちら↓をクリックしてご覧ください
たんぽぽがま口二種。
ぽんぽんに葉っぱらしきものをつけるだけで
たんぽぽに見えますよね?
これもアイデア。