驚くなかれ、ここアメリカの過去30年間で銃を使った犯罪と自殺の数はハンパではない。
信じようかどうかは、ここにアメリカの統計が出ています。
まずは過去30年間で起きた銃を使った犯罪や銃撃事件の他、ものすごい数が銃を使った自殺です、その数30年間で合計110万人。
ミリオンを優に超えてます。しかもこの数は年々増えています。2022年は最高の人数の死者が銃で死んでます。この1年間の2021年だけで48,000人が銃撃、銃の事故、自殺で死んでいるのが、ここ私達の住んでいるアメリカなんです。
世界の文明国でも銃を使った自殺者は、アメリカは他の国々の12倍という数字が出てます。
銃はこの国では自由に買えますから平均10人に1人は銃を持っています。しかも銃を所持する制限はありませんから、銃の好きな人は1人で数10丁くらい平均持っている。この国の銃の数はアメリカの全人口より多いのです。
自殺で銃を使うのはアメリカでは多く、最近の統計では2021年全米の自殺者が48,183人、そのうち銃を使った自殺者がなんと26,328人。なんと半数以上の数になる。
私達の住んでいるここカリフォルニア州では1年間の自殺者が4,148人、そのうち銃を使った自殺者が1,575人という統計が出ている。
人種的に見ると トップは白人、次がアメリカン ネイテーブ インデアンやアラスカ エスキモー、黒人となる。
銃を使った自殺が多いのは ベテラン兵士 ベトナムやその後のイラクなど、意外と多いのが黒人の女、白人も含めてまだ若い年齢の35歳から54歳までの働き盛りも多い、それとやはりと思うのは75歳以上の老人の自殺も多く、これはなんとなく、わかる気もするな。これらが銃を使った自殺者たちである。22分に1人、1日64人銃を使った自殺者がここアメリカでは統計で出ている、凄い国だな。
ちなみに私めは長年ここアメリカで射撃ツアーに始まり、アラスカ、カナダ、アメリカでハンテング ツアーの案内やメキシコはカボ サンルーカスのマーリン フィッシングの案内などを長年やり、サンフランシスコでは88年から2014年まで長年ガンショップを経営して小売、輸出入など、銃一筋のビジネスをやっていたが、お客さんは皆明るいスポーツマンで、暗いイメージなどまったくなかった。ここアメリカにはたくさんの射撃場があるが、みんな楽しくスポーツ射撃をやっている。映画で見るようなドラッグ デーラー同士の撃ちあいや、まして自殺などまったく別の世界のような気がするが、長年のガン ビジネスで、そのようなトラブルに巻き込まれた事はなかった。
最近、ここサンフランシスコ周辺でも アジア系の老人2人が銃を乱射したりの事件がおきたが、すこしずつやばくなってきたのか、下の新聞の切り抜きだが、銃に厳しいはずのサンフランシスコにとって歴史的の出来事だろう、銃を持ち歩いていい、許可が出るようになったようだ。もちろん許可をもらうのには、銃を扱うトレーニングやメンタルなどの基本的なマナーをやり、合格したら、銃を持ってもよい許可が出るらしい。
世の中が少しずつ変わってきたのだ。
そんなアメリカですが、まったく心配することはありませんよ。私など娘2人に小学生の頃より射撃場に連れて行って銃の撃ち方を教えてました。少しは興味はあったようですが、成長したらまったく興味はなくなったようですな。長女はUC大学を出てから。我社の銃の輸出を専門に長年手伝ってくれました。彼女はここアメリカの大手銃器オークション会社にコネをつけて、オーストラリアやカナダへオークションで落とした銃をウチの会社に送ってもらい、輸出書類を作り、その銃を輸出してました。おかげさまで、私めリタイヤーする前の10年間くらいは、昼ころ会社へ行って、5時になると、さっさとジムに行って運動をしてました。
アメリカで銃一筋の生活でした。友達もたくさんできて充実したビジネス人生でした。
いろいろと、いいこと悪いこともあるでしょうが、アメリカは若者にとっては素晴らしい国です、なんでもできます。若者にはチャレンジできるチャンスがありますよ。前向きに行動してください。 ハハハ。


