合コンで会った女のコ。
2~3つ年下のかわいい女のコ。
Q.
「○○ちゃんって合コンけっこう行くの?」
とあなたが聞いた時の、彼女の返答は?
A 「いえ、全然行かないですよー」
B 「え~全然行かないよ!」
真偽はおいといて、
ここで注目したいのは言葉遣いです。
女のコが、あなたに対して
敬語を使っているか、それともタメ口で話しているか。
結論を言うと
合コンで女のコが敬語を使うのは
だいたいの場合
相手に全く興味がないときです。
(Aだった人、ドンマイです)
一般的には、
合コンの会話は敬語からスタートします。
でも、1時間もたてば
自然に皆タメ口で話すようになる。
せっかく合コンに来たのだから
お互い、少しは距離を縮める努力をするわけです。
ツッコミで軽くこづいてみたり
あだ名で呼んでみたり
お酒を交換したり
まあ「仲いいフリ」くらいはしてみる。
たまにうっかり名前を間違えてしまうのも
ご愛嬌ということで。
でも、そういう努力すら放棄してしまう場合があるんですね。
それは
「こいつらと仲がいいのだと
周囲に思われたくない」
という場合です。
合コン相手で
あまりパッとしない男たちがやって来て、
顔だけにとどまらず
話もパッとしない時。
そして、近くのテーブルに
ちょっと好みの男がいた時。
そういうときに私は
頑なに敬語を貫き通します。
「え~○○にお勤めでイラッシャルンデスネー」
と一本調子のリアクション。
「あ、別にこの人たちと仲がいいわけじゃなくて、
赤の他人ですからよろしく」
という一人ポーズです。
まあ、そんなことはめったにしないですが。
でも以前、非常に閉口したことがありました。
仕事上の付き合いで、1対1で男と飲みに行ったことがあるのですが、
そいつがいい年こいて、
見た目が完全にホストなんですね。
もう、一緒に歩くだけでも、ひたすら恥ずかしく
こんな姿を知り合いに見られたら、舌かんで死ぬ…
くらいに思っていた私。
なので
2人きりでバーで話しているときも
「○○さんのして下さることには、
いささかな感謝もありますが」
と
もはや敬語を通りこして
文語の域に。
「私とこいつを同類に見ないで!!」という
必死のアピール。
慣れない敬語をフルで使いきり
ぐったりと帰途についた私です。
さて、
散々なことを書きましたが
「敬語」の可能性についてもう一つ言っておきたいのが
女のコは
「ちょっと気がある男に、あえて敬語を使うことがある」
ということ。
私の場合、
むしろこっちのケースの方が多いかもしれません。
まあこれは一種のプレイみたいなもので
お互い憎からず思っている相手と
ほどよい緊張感と距離感を演出したいがために
あえて使うというもの。
「そういうとこ、いいですね」
とか
「ちょっと会いたいって思っちゃいました」
とか
言うことはストレートでありつつも
敬語でオブラートに包んでみる。
また
ちょっと恥じらいながら
「そ、そんなことないです!」とか言ってみる時も
「育ちのいい、スレてない女のコ」の役を
演じる自分に、多分に酔っているのです。
要は、ぶりっ子の延長ですね。
そしてこういうコたちのポイントは
時々、ふいにタメ口で話すということです。
「ばか!」とか「違うもん」とか
一瞬、素に戻るときをあえて見せる。
2人の距離感、自由自在。
「詰めるか、詰められるか」のどきどき感を
敬語一つによって操ることができる。
男には分からないかもしれませんが、
こういう言葉の使い方は、恋愛の醍醐味です。
と、言いつつも
1回Hしちゃえば
いつの間にかオールタメ口になっている
私なんですけどね…。