子供達が産まれてきてくれてからのことをふと思いました。

子供が産まれる前までは、24時間TVや、いろんなドキュメンタリーを見ては、おんなじ気持ちになって涙したり、頑張れって応援したり、私はいつもそんなでした。

まさか自分にこれから起こる様々な出来事が…

決断、困難、立ち向かう勇気が沢山必要になるなんて、思ってもいなかったです…

自分のことならさておき、大切なものに関しての決断は、なかなか判断できない💦

私の大切なものはいつからか子供達になっていました。

最初に産まれた娘…
初期に流産しかけ、安静の日々。

いつも自由だった私が、初めて感じた閉塞感や感じたことのない怖さでした。

安定期にやっと入ったのもつかの間、後期には切迫早産になり妊娠高血圧症候群を発症、出産時まで心配し続けなければならない妊娠生活はとても辛かったです。

だから、娘が産まれたとたん、ゴール〜、と思ってたのに、それからが慣れない生活と、帝王切開と腎臓に負担を負った身体との闘いになりました。

そして娘は鳴き声がまぁ大きくって💦
おろせば泣く、抱っこ星人なのでした…
私も大事すぎてとにかく抱っこのママ…
育児ノイローゼになりかけました本当に。
いやなってたかもですね…💦

今考えれば私が不器用だったんです、娘にはいろいろ苦労をかけました。
泣けるということも喜ばしいことなのにね…
駄目なママ。

娘と私の軌跡…
懐かしくて、戻りたくても戻れない、愛おしい日々です。

もう子供を産むことが怖くなってしまった私は、もしあの時みたいに命がけの出産となり、大変なことになったら…と、長い間、子供を持つことに勇気が出ませんでした。

けども、何年も過ぎた頃、私はまた子供を授かりたい…と思えるようになりました。
今度は最初から気をつければ大丈夫。
そんなふうに自分を言い聞かせて…

そして、息子は産まれてきてくれました。
妊娠高血圧症候群にはならなかったものの、息子は高位破水からの早産となり、術中には血圧上昇するという事態になり、お医者さまも慌てさせましたが無事産まれてくれました。

身体がもともと弱いからなのか…自分が嫌になりました。
それとも命とはどれほど重みのあることなのかということを嫌というほど知らなければならないカルマでもあるのかな…と思ってしまいます。

一つだけ、息子に詫びなければならないことがあります。

息子が心臓に穴があき、呼吸が乱れているにもかかわらず、私は術後に容態が悪い中、娘のために生きなければならないと強く思っていたのです。
息子のことよりも、置いてきた娘のことが気になって…
風邪が悪化していた娘…
私は息子をすぐには受け入れることができなかったのだと思います。

もしかすると手術も必要になるかもしれない息子…小さい身体の息子を育てていくことが怖くなってしまったんです。

入院中はその気持ちとの闘いでした。

かわいいのに会うのが怖い。
そんな気持ち、自分でも怖かったです。

けれど、一人で実家に退院してきた時、息子の存在が大きくて、淋しくて淋しくて泣きました。
それからは、覚悟ができ、私は吹っ切れました。

息子を第一に考える日々。
産後すぐにこども病院に身体を引きずりながら運転し、病院までむかい、娘を保育園に迎えに行くという…

あの時は身体を酷使しました。
息子のためならなんだってできました。
あの時の辛抱も今の私を支えているのかもしれません。

息子は全ての身体のことをクリアしてくれ、その時私は初めて安堵したのです…

考えてみると私、極端すぎます…

今度は、娘への愛情がおざなりになってしまったのです💦
娘は淋しくて、おもらしするようになり、胸が痛くて仕方ありませんでした。

そこに義理の家族とのいざこざも加わり、私はもうボロボロでした。

息子も成長とともに自閉症だということがわかり、私の葛藤はまだまだ続きました。

泣いたし、悩んだし、切なさも十分すぎるぐらい感じたのに終わりません滝汗
いきつく先はどこなんだろう…

けれど嬉しいこともありました。
夫の両親が少しずつ変わってくれました。
随分と、息子へ目を向けてくれるようになったのです。

やはりまだ忘れることのできない痛みは持ち続けています。
けれど私も変わることを努力しました。

今もいろいろ感じる時があるけど、ふとした優しさを感じると、嬉しくなります。

けれど、今だ義理の妹とのことは面と向かって見たくない…受け入れられないんです。
どうしても過去が思い出されて胸が痛むんです。
会えば体調が悪くなるぐらきだから、相当深い溝です。
相手はたいしたことではなくても、私にとっては物凄い辛い記憶です。
過去はなかなか消えてくれませんね…



良いことといえば、沢山の優しい方々に出会うこともできました。

保育園の先生。
忘れられない先生がいます。

強くて優しくて温かい…
母のような人でした。

先生のおかげで子供への関わり、一生懸命に愛情を伝える姿勢を学びました。

いつも語りかける言葉からは愛情が伝わってきて…

私は先生と話すだけで、先生が乗り越えてきた過去を感じることができ、先生が努力の人であること、そして、なにより人として大好きになりました。

また会いたいな…
でももう会えない気がしています。
たぶん会ったとしてもクールビューティーな先生だから、そっけないかもしれません。
でもそこがまた潔くて好きなんです。
いつまでもお元気でいて欲しい方です。

そして小学校の先生方。
息子を温かく見守ってくださっています。

駄目な部分に目を向けるのではなく、よい部分に目を向けてくれるところ…
凄く救われています(笑)

私がこんなことがあって…と泣きつき愚痴っても、先生は愚痴らないでいてくれる💦
それってできそうでできないことだと思うから…

自閉症育児で大切なのは楽観的に見れることなのかもしれない…
分析し、冷静な対処も大事なのかな…と先生を見ていて感じます。
私はなかなか無理だけど💦

出来事すべてに大騒ぎになってしまいます💦

でも、沢山辛いことをこぼしてから、最後の最後には笑いに持ってくように人間ってできてるよかも…
(;´∀`)

人って辛すぎたり、悲しすぎると、笑うんです…
  
家ついて行っていいですか?とか見てると、そんな方が多いです。
私と一緒だなって思っちゃう。
わかるな〜(泣)


先生は服が汚れたら着替えさせたら大丈夫、ペンで落書きするならペンを隠すとか、ペンにセロテープで蓋をしましたよなど、対処法をそれとなく伝えてくれてます。
それも、強要するんじやなくて、やってみましたよっていうふうに…

ぼやきのジョーな私は一度は
そんなふうに、できないんですぅって、
服も買って何枚も用意しなきゃならないし、(結構洋服代がかかる)時間もないし、(自分の都合で💦)洗濯が大変すぎてしんどい、(毎日ドロだらけで、酷いと何回も洗濯機が回る)、鍵をかけても窓から出てくんです(泣)とか心でぼやいています。
対処法プラス監視が必要ですもの💦

監視とか意地悪な私ですね💦
見守りですね💦

もう息子ったら布団も濡らす時もあるんですから、続くと泣ける日がありました💦
それも緊急事態宣言中がピークでして、毎日でした。それプラスお弁当作りですもん(泣)
そのおかげもあり母は痩せたのですが💦

考えてみれば、ある意味もう日々が緊急事態かも💦

それを理由に根気がなくて、取り組めずにいる母…(^_^;)(笑)

でも落ち着いてみたら、本当にその通りです。

対処法をいくらか考え対処すれば、イライラする気持ちが減るんじゃない、と、今日朝思いました。

それは家族が全員出払った、静かな私だけの時間のことです(笑)
落ち着く環境って本当大事ですね(^_^;)

先生ありがとうございます。

アドバイスをして下さる、泣きたい出来事を聞いてくださる方が周りにいるだけで本当に救われます。

なんやかんやとあった過去のこと。

痛みだったり辛さとして残るばかりではなく、私にプラスをもたらしてくれているのかもしれませんね。


幸せってなんなのでしょうね…


皆さま体調いかがですか?
寒かったり暑かったりで、スッキリしない今日この頃ですが、どうぞ変わらずお元気でいてください。
今日も一日あと少し…
毎日お疲れさまです。

最後まで読んでくださりありがとうございましたお願い流れ星