『umbrella/CIRCLE LINE』
君に渡す umbrella
土砂降り
見事に外れた天気予報
朝照りつけていた太陽は
厚い厚い雲の向こうへ
帰ろうにも帰れない
そんな小さな背中を見つけたから
たまたま持ち合わせてた
折り畳み傘を差し出した
少し遠回り 袖を濡らし
傘に隠れて 何を思う
車のライトに 照らし出される
雨筋が池に跳ね 消える
少し大歩き 裾を濡らし
黙々と歩き 何を思う
流れていく 時間と雨水
晴れ間見えることなく
予報外れた雨が
街の汚れを洗い流す
期待外れの時が
淡い記憶を水に流す
君に渡すumbrella
少しでも期待すれば
取り返すことの出来ない
何かを失うはずさ
それはきっと傘じゃない、
それはきっと傘じゃない。
それはきっと傘じゃない、
それはきっと傘じゃない。
