こんにちは、シラクルです 🍋

はじめまして。今日は、スキンケア成分の中でも今特に注目されている「ビタミンC」についてお話ししたいと思います。

日本では韓国よりもビタミンCに対する関心や理解がとても深い方が多いと感じており、私たちもとても感銘を受けました。
だからこそ、初めてのご挨拶は「ビタミンC」をテーマに選ばせていただきました。

実は、シラクル(Ciracle)というブランド名
"miracle of vitamin C"(ビタミンCの奇跡)からインスピレーションを受けて生まれたんです。
私たちは2005年からビタミンC製品を中心にスキンケアを展開しており、
長年にわたって豊富な研究とデータを蓄積してきました。


今日のテーマ:ビタミンC × ビタミンE の黄金バランスとは?

「ビタミンCを使うなら、ビタミンEも一緒に使うといい」
そんな話を聞いたことはありませんか?

今回は、その理由と効果のメカニズムについて、
代表的な論文5本をもとにわかりやすくご紹介します。


1. 抗酸化作用のダブルアプローチ

  • ビタミンCは水溶性の抗酸化成分で、表皮層や細胞外液(水分環境)に働きかけます。

  • ビタミンEは脂溶性の抗酸化成分で、皮脂膜や細胞膜(脂質環境)に作用します。

→ つまり、それぞれが異なる部位で活躍するため、補完的に酸化ストレスを防御してくれるのです。

さらに、ビタミンCは酸化されたビタミンEを再活性化させるという力も持っています。

📌 Burke (2007) の研究では、
「CとEを併用することで、皮膚の内外に強力な抗酸化ネットワークが形成される」と報告されています。


2. 紫外線によるダメージ抑制

紫外線を浴びると、皮膚では 活性酸素(ROS)が大量に発生し、
DNA損傷・コラーゲン分解・色素沈着などを引き起こします。

しかし、
ビタミンC(15%)+ビタミンE(1%)を併用した場合:

  • 赤み(紅斑)の発生を4倍以上抑制

  • DNAダメージの指標を大幅に減少

  • 日焼け細胞の形成を抑制

さらにフェルラ酸(Ferulic acid)を加えると、光防御効果は最大8倍にも高まるという結果もあります。

📌 Lin et al. (2003), Burke (2007)


3. 色素沈着・メラニン生成の抑制

  • ビタミンC:チロシナーゼ活性を抑制し、メラニン生成を抑える

  • ビタミンE:脂質過酸化を防ぎ、メラノサイトを保護。グルタチオンの増加もサポート

📌 Handog et al. (2009) によると、
肝斑治療の被験者にビタミンA・C・Eを併用投与した結果、
MASIスコアの有意な改善が確認されました。


4. ニキビ・皮脂酸化へのアプローチ

ニキビの原因の一つは、皮脂の酸化や炎症反応です。

  • ビタミンCは角質の過剰形成を抑え、毛穴の詰まりを予防

  • ビタミンEは脂質の酸化を防ぎ、炎症を鎮める効果があります

→ 併用により、コメド(ニキビの初期段階)や炎症の抑制が期待できます。

📌 Keen & Hassan (2016):C+Eの併用でニキビの発生率が有意に低下


5. 傷の治癒促進・バリア機能の強化

  • ビタミンCはコラーゲン合成を助け、真皮の再生を促進

  • ビタミンEは細胞膜の損傷を防ぎ、炎症を抑えることで回復をサポート

📌 Barbosa et al. (2009):C+E+亜鉛(Zinc)を併用した場合、傷の治癒スピードが有意に早まったと報告


✨まとめ:ビタミンCとEは、一緒に使ってこそ真価を発揮する!

それぞれが独立しても優れた成分ですが、
一緒に使うことで、お互いを高め合いながら幅広いスキンケア効果を発揮します。

  • 紫外線ダメージの抑制

  • 色素沈着・シミ・くすみの改善

  • ニキビ・炎症反応の軽減

  • 肌の再生促進・バリア機能の強化

単なる「成分の足し算」ではなく、**“掛け算のような相乗効果”**が生まれるのです。

特に朝のスキンケアルーティンとして、C+E配合の抗酸化セラム+日焼け止めを組み合わせることは、
日常的な紫外線や外的ストレスに立ち向かうための、とても効果的な選択肢です。


シラクルはこれからも、ビタミンCの可能性を最大限に活かしながら、
皆さまの肌がより健やかで美しく輝けるような製品づくりを目指してまいります。

次回の投稿も、ぜひ楽しみにしていてくださいね 🍊