あれだけ一緒にいたのに、俺の横は安心できるとスヤスヤ車で寝てたのに、もうアノ彼女はいない。彼女にしては刹那か。


久しぶりに電話したら、旦那が出た。もう十数年ぶりだから驚きゃしないが。その後に折り返し電話がかかってきた。そう元カノから。でも俺の事なんて覚えてはいない。だから電話を切った。

しかし何を思い立ったか、俺はまた彼女に電話をしてしまう。

自分の存在が否定された様で嫌だった。悲しかった。

そして話してやっと思い出してもらえた。


そもそも最初に出会った時は、俺は彼女に興味は無かった。

友達からの話だと、彼女の方が俺に好意をいだいていたらしく、それ系の恋愛本を読んだりと奮起していたらしい。

まぁ俺は社交辞令的にメールのやり取りをしてたんだが、彼女に会う度に俺の心は惹かれていった。そもそも、ここが大間違いだったのさ!恋愛に不慣れな俺は彼女の術中にハマっていく。

彼女の敵なら、ライオンだろうがヤクザだろうが怖くはないと思った。そして俺からの告白メール。無事に付き合う事になった。しかし、恋愛下手な俺は掴んだその手を離すような行動パターンに出る。正しく裏目だ。恋も長くは続かない。刹那だ。

彼女から別れたいと。。。。俺は憤怒した。誰にでもではなく自分に。なぜ上手くいかない?話し合いに向かう途中の車の運転でさえ荒くなる。

そして別れた。あっけない。


しかし、それからもちょこちょこ連絡は取り合ってた。俺は走り屋だったのでたまに走りにも連れて行った。


けど、俺が辛いと言うことで連絡は止めようという話にした。


あれだけ愛したのに、彼女は俺を忘れてしまってた。

虚しすぎる。

彼女は電話でこう言った。過去より先を見てると。

過去に引きずられてる俺は……惨めすぎる。

女なんて信用に値するものではないのか?

俺には分からん。

母も父が亡くなってから、夢すら見ないと言う。

そんなもんなのか。

男って本当に愚かすぎる。いや俺が愚かなのだろう。

もう、年齢的にも恋愛というのは難しい気がする。

そいつら!を避けて来た分尚更。

一人は嫌だが、それも定めか。


皆が俺の様にならない様。女の魔の手には気をつけろ!

女は変わる……そう思う今日この頃。。。