今年も五月人形を出しました。

兜だけでなく、大きなお人形もあるのでお雛様よりも出すのに気合がいりますふう～っ。

お人形は曾祖父の節句祝いのもので、こちらのお二人は軽く一世紀は超えていらっしゃいます。

激しい戦火もくぐり抜けてきた訳ですし、大切に飾ってあげたいと思っています。

こちらの男性、なかなかのイケメン・・だと思いませんか？

こちらの方は実は女性なのです！

眉も描いてるし、よ～く見るとお歯黒です。

日本書紀によると神功皇后とおっしゃって、夫の仲哀天皇の急死後、住吉大社の神託により、お腹に子供（後の応神天皇）を妊娠したまま九州から朝鮮半島へ出兵して新羅の国を攻めたとされています。

かなり勇ましい妊婦さんですね～(笑)

5月5日には菖蒲湯に入りますが、あの菖蒲の葉でシュッと体に切り傷ができそうでちょっと怖い～と思うのは私だけかしら？

今年もこうして兜を飾り、子供が健やかに成長していること、そしてご先祖様からさまざまな事を受け継いでいることを感じる日々に改めて感謝です。