帯津良一氏の講演 医療について
今日も、帯津良一氏の呼吸法の実習と講演へ
講演の中で医療についてのお話しがありました。
医療には
・西洋医学
・ホリスティック医療
・コミュニケーション この3つが必要。
医療は人間の尊厳をサポートするもの。
それは人と人とが寄り添う。
悲しみ苦しみはひとりでは癒していけない。
病気を治すだけでなくて、
寄りそうことで、胸の悲しみ苦しみを癒していく。
ホリスティックは自然治癒力を高めるもの。
そのためにも医療者と患者との関係性が大事。
お互いの思いやりや尊厳。
それらによって患者さんはときめく(喜びを感じる)。
それが西洋医学ではあり得ないほどの回復力をもたらす。
というようなお話だったのですが、
私が活字にしてしまうと、
ふ~ん、でもなかなか難しいよね・・と思うかもしれませんが
帯津先生はそれらを実践されているのがひしひしを伝わってきました。
先生の病院では末期ガンの患者さんもたくさん入院されています。
患者さんが亡くなられた後は、
必ずしばらく一緒に(家族の方とともに)いるそうです。
そうすると、早い方では数分後、遅い方でも数時間後に
とてもいいお顔になるそうです
この世でお勤めを果たし、あの世へ行く。
志を果たし、ふるさとへかえっていく。
誰もが、そんな感じのいいお顔になられるそうです。
これは臨終の後に寄りそうだけでなくて、
常に患者さんと寄りそっているからこそだと思います。
先生は、患者やその家族とは戦友のようなものだと思っていると。
常にそういう姿勢で接していると。
戦友という言い方は、今の私たちにはピンとこない所もあるが、
病気と一緒に戦っている、
患者さんひとりひとりと向き合っているともおっしゃっていました。
だからこそなのでしょう。
西洋医学だけではダメだし、
かといってホリスティックだけでもダメ。
今の(今までの)医療には
ホリスティックやコミュニケーションが不足している。
それらをもっと補うようにしていけば
これからの医療はすごく良くなる とおっしゃってました。
今、そういう種まきを全国各地でされているそうです。
その一環が今回の 『場の養生塾』
もう少し書きたい(笑)
また明日