連翹のぞうじき

連翹のぞうじき

日々の生活の中であったこと思ったことなど気の抜ける内容をたまにあげて行きたいと思います。

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テレビでコロナウイルスのニュースを見ていた時に思い出し、ただ、大昔に読んだ本ですのでだいぶん忘れてはいるのですが、作家の陳舜臣さんがエッセイの中で、千年ほど前に書かれた刺身(魚?肉?)を料理する内容の漢詩を示して、日本人はなまものを食べるけれど中国でも昔はなまものを食べていたことを知人の中国人に教えると驚かれる、と言ったことを書かれていました。これに続けて陳さんは、食中毒が原因で中国ではなまものを食べなくなったのでは、と想像されていました。

 

中国全体でなまものを食べなくなってどれくらい経つのかわかりませんが、昔は今のような医学の知識や技術が無かったので、それだけに社会を変化させる場合は徹底して変化させる必要があったのではと想像しています。

 

今回のコロナウイルスのことで新しい生活様式が提案されました。現在は科学の知識や技術が比較にならないほど進化し、人がいつでも情報を発信し情報を受け取れるようになりました。また、社会が速い速度で変わるようになるとともに生活のあり方も人それぞれになりました。

 

今回のコロナウイルスのことで既に変わったところもあり、でもこれまでと変わらないところもあり、提案された新しい生活様式が定着するのか、社会が、人の思いがどのように変わっていくのか見て行きたいです。