駅構内を電車に向かって歩いている
電車の先頭車両(一両)が、
感染者搬送のため緊急で乗れなくなって、
がらんと空いている。
ドアは開放されている。
そうとは知らずに乗車できると思って
近づくと…
救急搬送のため乗れないと、
周囲の人から教えられる。
(朝の通勤時間帯のように男性ばかりだった)
じゃぁ仕方ないと、
ほかの路線へ行こうと戻ろうとしたら、
医療機関の人か
無関係だけど好意の第三者なのか
気のいいおばちゃん…が
「(お詫びに…)これ持っていって」と
メロンパンのような菓子パンを
配ってくれていた。
それをひとつ受け取り、別のホームへ。
オレンジ色一色の外装の電車に
乗ろうとする。
これに乗ると長距離行くのだと思う。
間違って乗ってしまったら、
引き返せないなと思う。
(漢字で行先の表示あったが、
なんだったか…忘れた)
ひとりで、
日々の通勤っぽい荷物しか
持ってない。
あたりは明るくもなく、暗くもない。
ごく日常の通勤の朝？…
昼に近い午前中な感じ。
オレンジ色の電車が、
印象的だった。