我が家の庭で巣立った雛は、他で巣立って庭へ来た雛より以上に可愛く感じるのは当然だろう。
毎年何羽もの雛が巣立つが、時には巣立つ寸前で蛇に呑まれたのもいた。
自然界では日常茶飯事の珍しくもない出来事だろうが、目の当たりにしてみると助けられなかったのが何とも歯痒く、擬かしかった。
そういう意味では元気な雛達はエリートでは無いにしても、それ也に貴重な存在ではある。
母親が餌探しの間、葉陰で大人しく待つ雛は生き延びる。
偶に自分で餌を探しに葉陰を出るのがいるが、大抵は戻って来ない。
兄弟姉妹体を寄せ合い、団子状になって親の帰りを待つ。
葉陰に隠れていても安全な訳ではなく、天敵は常に目を光らせている。
鴉、鷂は上空から、猫や鼬は地面から見上げている。
親も餌探しの間、気が気ではなかろう。
桜の実の熟したのを母親が咥えて帰って来た。
雛の横には赤い実があるが、未だ熟してなくて食べ頃ではないのだろう。
観ていると何故か直ぐには与えないが、何か理由があるのだろうか?
小さいサクランボでも目白の口には結構大きいが、それでも一口で飲み込もうと・・・
上手く餌が入らない時もあり、何度も同じ事を繰り返す。
サクランボが口に収まった頃は、母親も雛も口元が赤黒く汚れている。
勿論、天敵はこういう時を狙っている。
雛は餌が豊富にある時期に巣立つ様に出来ているが、結局は一胎に付き一羽が成鳥になれれば良い方だろう。
毎年何種類もの雛が可愛い姿を見せて呉れるが、反面可哀想な姿も見なければならない。
自然の掟とは言え、厳しく悲しいのに変わりは無い。
それでも我が家の庭に居ながらにして、こういう光景が撮れるのは有難いが今年は体調が優れないのでどうなる事やら?
今年もそろそろ目白の雛が現れる頃だが、さて何処で営巣しているのやらとは思うが下手に探して蛇に目を付けられても困るのでそれはしない。










