シネマペーパー ~映画のあれこれ~

シネマペーパー ~映画のあれこれ~

私、拓丸が思う映画についてのあんな事、こんな事。
そんなシネマペーパー

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今、正に現実に起こりうるかも知れない恐怖


 テレビ局の女性キャスターが原子力発電所を取材中にたまたま原子炉事故に遭遇する、その様子を密かにカメラに録画する撮影クルー、このニュースは一大スクープになるはずだったが・・・
そして、原子力発電所の技師、ジャックは異常が認められない発電所の再開に不安を抱く。サスペンス映画

監督はジェームズ・ブリッジス、脚本はマイク・グレイ、T・S クック、本作で監督も務めているジェームズ・ブリッジス。出演者はコールガール、ジュリアのジェーン・フォンダ、マイケル・ダグラス、そして本作でカンヌ国際映画祭で男優賞を獲得したジャック・レモン。

 まず、この映画の序盤はとてもハラハラさせられました。キャスターたちは突然訳も分からず事故に巻き込まれ発電所の案内人も不安げな顔、見学スペースから発電所のコントロールルームの所員をみれば防音設備の為に声は聞こえないが明らかに皆動揺している。そんな彼らの様子をカメラで隠し取る撮影クルーは肝っ玉が座ってますwww
中盤から後半にかけて発電所の操業を止めたいジャックと利益、コスト、不祥事の隠蔽しか考えない経営陣との対立、そして事件がだんだんと広がっていく過程は見ごたえがあります。原発事故を考えさせられると同時に映画としても完成度が高くとても楽しめました。

 この映画のアメリカでの公開日は1979年3月16日ですがその12日後の3月28日にスリーマイル島での原発事故が起きたことは有名です・・・そしてチェルノブイリ、福島。
人間とはエネルギーに依存した生き物だとこの映画を見て感じました。
一日も早く原子力に変わる代替エネルギーが見つかることを祈るばかりです。