新婚のコシモとビアンカ、反抗期の娘に手を焼くロッコとエヴァ、マンネリ状態のレレとカーロッタといった面々が、ディナーで集まった。その席でエヴァが、各自のスマートフォンに電話がかかってきたらスピーカーにして全員の前で話し、メールが届いたら公開するというゲームを提案。早速ゲームを始めるが……。

 

〜Yahoo!映画より引用〜

 

 

朝のバイトを終え、一服している時、

ふと近所に映画館があることを思い出し、

その日がたまたま水曜日だったということもあり、

なんの情報も入れずに観た映画

”おとなの事情”

 

 

誰かの一言で始まった

おとなの悪ふざけゲーム。

 

それが

全員のスマホをテーブルの上に出して、

来たメッセージやメールや電話を

みんなで聞こうというもの。

 

 

”いや、そんなことやめようよ”

と、言おうもんなら

 

”こいつ、何かあるな・・・”

と疑われるのは必至のこと。

 

 

 

スマホから叩き出される

各自の嘘や秘密。

 

 

いや〜

怖い、怖い。

 

 

原題は”あかの他人”と言うそうだけれど

夫婦といえども、幼馴染といえども

すべては赤の他人。

 

 

他人の秘密を知るワクワクと

他人に秘密を知られるドキドキ。

 

 

この映画は会話で成り立っている様なもの。

 

本当のホームパーティーに潜入したかの様に

会話が途切れもなく続き、

いい具合に話も飛んだり、戻ったり。

 

 

この脚本家凄いな〜!

と言うのと

これだけのセリフを覚えた

役者さんたちも凄い!

と、思わせてくれました。

 

 

このホームパーティーは月食の夜に

行われるという設定。

 

 

最初は満月だったのが、

会話が進むにつれ、影ができてきて

(月にも会話にも人間関係も・・・笑)

そして、一旦は真っ暗になり、

(月にも会話にも人間関係も・・・笑)

 

 

あ〜!

もう月に光はささないのか???

 

と、思ったら

なぜか、最後にはみんな仲良く帰っていく。

 

 

今までの会話からなぜこういうふうに???

と、???がいっぱい飛んだ結末。

 

 

どなたかのブログで

いつも自分が観て、いい映画の時は

”絶対観てみて!!!”

と勧めるけれど、

この映画は

”一回観てきてくれない?

で、最後どう感じたか教えて欲しい。”

という感じで勧めています。

 

と、書いてあったけれど

 

うん!

その気持ち良くわかる!!

 

 

私もあの結末を誰かと語り合いたい・・・

 

 

と、思ったのでした。