CINEMA J.D Blog


出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン

監督:キャサリン・ハードウィッグ


(鑑賞日:2009.4.7)

ロバート・パティンソンは「ハリー・ポッター 炎のゴブレット」での

印象が強かったのでヴァンパイアといわれても何の違和感もなく

観られました。


逆にクリステン・スチュワートは「パニック・ルーム」以来あまり見かけて

いなかったのでこんなにもアメリカでスターになっていてびっくりしました。

確かショーン・ペン監督の「イントゥ・ザ・ワイルド」にも出てましたね。

ショーン・ペンの「ミルク」とどちらが興行収入で上回るか見ものです。


というかベラの父親役にビリーバーグ出てました!!「ブラック・

サイト」の警官のイメージと全く同じで途中で笑っちゃいそうになりました。


私はステファニー・メイヤー作の原作が大好きだったので物凄く

期待していったのですが、やはり本よりは薄っぺらくなってました。

原作を読まずに行った友達は途中でストーリーが分からなくなってしまった

ようで...。と言っても恋愛映画ですのでそれほどは内容理解には

困らないのですが、二人が近づくことになったきっかけや恋に

落ちるまでの流れがいま一つ原作並に美しく表現しきれていなくて

なんとなくもやっとした感じが残る作品でした。


続編がこのあとどんどんでてくるのでそこに期待したいですね。

この作品はもともと低予算で作られヒットも全然予想していなかった

らしいので、次作は改善されることを願いたいです...。

次の「ニュー・ムーン」には「ハイスクール・ミュージカル」の

ガブリエラ役のヴァネッサ・ハジェンズや「シャーロットの贈り物」

のダコタ・ファ二ングも出演するそうなのでますますスケールアップしそうです。


ハリー・ポッターのように人気の低迷が起きないことを願います。

主演の二人が実際にも付き合っているという噂もあるようで、どこか

「ハイスクール・ミュージカル」と同じリアル恋愛映画の要素が含まれて

いるようです(笑) 

なんといっても美男美女のカップルはみていて飽きませんね!


ちなみに途中でロバート・パティンソンがレストランのバックサウンドの

ミュージックを歌っているのですが、お聴き逃しなく!


 


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出演:ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ

監督:ガス・ヴァン・サント


★アカデミー賞…主演男優賞(ショーン・ペン)、脚本賞



(鑑賞日:2009 .3.24)

この「ミルク」という映画は実際にいたハーヴィー・ミルクという

ゲイを公表しながらも政治家になった方の一生を描いた作品で、

これも試写会に行ったのですが、ショーン・ペンの演技には頭が

下がります。「アイ・アム・サム」では本当の少年の心のように

演じていたので、ここまでサクッとしたしかも政治家役は彼の

役者人生の中でも大きな転機だったのでは・・・


それにしても一番驚いたのは「ハイスクール・ミュージカル」の

ライアン役、ルーカス・グラビールが出演していること!私はほとんど

リサーチもせずに試写会に行ったのでものすごくびっくりしました。

でも確かに肌の白い感じや幼いバレリーナのような顔がこの映画

でより一層際立っていました。


ただこの映画はアカデミー賞受賞作品らしく内容が感動に一直線

であまり話の内容としては楽しめませんでした。


なんというかストーリーにあまりなじめなかったり、政治家としてなので

教材用ビデオを観ているような感覚になり、途中のハーヴィー・ミルク

が悩み苦悩している様子もいまいち伝わりませんでした。


結局この話は実話なので、そこまで実話を最高のストーリーに

仕立てることができなかったのでしょうか・・・。普通の小説とは

違って実話に基づく話ですからね。


「ミルク」はハーヴィー・ミルクが自分の生涯をテープを録音

しているシーンから始まり、途中途中でたびたび録音している

シーンに戻るという語り物語?のような部分があるのですが、

ショーン・ペンの殺されるとまだ分かっていないのにまるで死期

を悟ったかのように語る姿に彼の演技の素晴らしさを感じました。


実際にご本人が出演されている役の方もいて、リアルさはひしひし

と伝わってくる作品だったと思います。


この映画はハーヴィー・ミルクに関心のある方、もしくは社会派ドラマ

に興味のある方、とことん映画にリアルさを求める方にはお薦め

します。


単純にストーリーを楽しむとなると、不満に思う方もいらっしゃると

思います。


ただ、ハーヴィー・ミルクの尋常ではない勇気や正義感には

今の人には見かけない見習うところがあると思いました。



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出演:デーヴ・パテル、フリーダ・ピント、アニル・カプール

監督:ダニー・ボイル


★アカデミー賞…監督賞、作品賞、脚色賞含む計8部門受賞

★ゴールデングローブ賞…最優秀監督賞等


(鑑賞日2009.4.3)


今年No.1の映画は間違いなくこれです!と断言できます。4月3日に

新宿で試写会があり、まあ暇なので観に行ったのですが・・・正直すごい。


私は宣伝チラシを読んだだけだったのでよくあるミステリー映画だと

簡単に思っていたのですが、ミステリーでは全然なく本当に最高の

ヒューマン映画でした。


ヒューマン映画は本当に素晴らしい映画とつまらない映画に分かれると

思いますが、この映画は文句なしに素晴らしい!

というのも、スパイ映画やミステリー映画、アクション映画が多い今日

の映画から離れて、「本物の映画」を観ている気分になる映画でした。


脚本にいまいちさを感じる映画を最近よく見かけるのですが、この映画

は本当に脚本が光っていました。少年の話す一言一言に重さがあって

考えさせられて・・・でもただやみくもにスラム街の乏しい現状を語るのではなく、

スラム街の中にある希望や可能性も感じられました。


この映画は社会問題を訴えかけるだけのつまらない映画ではなく、

人と人との絆…を感じさせるだけの映画でもなく、思わず子供の行動に

笑ってしまうだけの映画でもなく、感動して考えさせられて・・・

どこか現実味のない事実にも納得させられてしまう本当に映画の原点

のような映画でした。



「運命」というのがこの映画のキーワードにもなるのですが、一見現実味の

ないこの言葉も、この映画を観た後は「運命」は存在するのでは・・・

と考える人も多いはずです!!


本当に映画はこうあるべきだと思いましたね。私はヒーローものや

スパイものも大好きなのですが、どこか現実味がないな…と思い、ヒューマン

映画などをみては何となく現実を目の当たりにされて心に重いものが残ったり・・

現実味があってもまるでドキュメンタリーニュースを観ている気分になるのですが、

この映画は実話のようで幸せな夢物語のようで…本当に「映画」でした。



なんといてっも凄かったのは物語の構成!ダニー・ボイル監督はイギリス人

なのですが、物語の合間合間に見られるインドの方々の生活の様子

にはリアルさがあり、そこがまたクイズミリオネアで賞金を手にするという弱冠

非現実的な展開にも現実味を与えるいいアクセントになっていました。



スラムドッグ$ミリオネアに出てくる新人俳優の演技もすごく光っていましたし、

何よりもヒロインの女の子はとても綺麗でした。主役のジャマールとラティカの

恋物語も含まれていて、全体的に暗い色の映画の中にも明るい色が差し込まれて

調和のいい色の映画でした。主演のデーヴ・パテルとヒロインのフリーダ・ピントは

実際にも付き合ってるそうで何となく微笑んでしまうカップルでした。


子役も含め彼らは今やインドの英雄だそうです。本当にクイズミリオネアで

幸せを勝ち取ったのは彼ら自身なのかもしれませんね。




近年のアカデミー賞受賞作の中でもひときわ目立つ作品だと思います。

この映画は本当に映画が好きな方にお勧めします!!