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ショーシャンクの空に

今回もネタバレ無しで紹介するのは名作、ショーシャンクの空に。です
後半に例のあの美しい、なにかとても素晴らしいことを歌っているイタリア語の歌の内容ものせるので、そこは
「世の中には知らないほうがいい事もある」を型破りする玄人に向けた文章になります。

名前だけは聞いたことはある名作、1994年に公開されていなけば映画界の賞を総舐めしていたことでしょう
なにせあのアメリカ史とも人生とも言える「フォレストガンプ」と同じ年だったので、そりゃあ仕方のないことですね

さて、内容ですが、最初は長身の銀行家、アンディ・デュフレーンと言う男が法廷で有罪判決されているところから始まります
妻の浮気に腹を立てて殺人をした、と、しかし冤罪です、それなのに終身刑を受けてしまいます

ショーシャンク刑務所に入った瞬間からしばらく陰鬱な雰囲気が続きますが、刑務所内で調達屋をしているレッドという男と会話をしてから
徐々に風向きが変わり始めます
最初は調達屋って言っても、歯ブラシだろうがマリファナだろうが調達する方法がわかりませんでしたが
タバコ、しかもラッキーストライクという銘柄を通貨のように使い、賄賂として看守や協力者の受刑者に渡して自分の欲しい物を手に入れる
そんな方法を取っていました
人間というものは、不自由や苦境にいると、より賢く工夫できるのかも知れませんね
どんな時にだってチャンスや方法はある、それは本人次第です。

黒人俳優の中で嫌いな人などいないであろうモーガン・フリーマン演じるレッド
柔らかく、そして深い声のナレーションが全編通して続くのです
画面を見ずに聴いているだけでも、心が安らいだり、温かくなったりするかもしれません

それほどに優しさや人柄の良さを感じるのです

主人公のアンディの周りの囚人たちもみんな終身刑なのですが「知らなかったのか?ここにいる全員無罪なんだ」
そうおどけてみせるのですが、本当に無罪のアンディは彼らに染まり過ぎるでもなく
見下すでも邪見にするでもなく、ただ仲良くなっていくのです
「何の悩みも無い人間が公園を散歩しているような、まるで自分を守る透明なコートでも着ているようだ」
そうレッドに思われるアンディですが
刑務所はおとぎ話の世界ではありません
イカれたホモの囚人たちにつけ狙われ最初のあたりのアンディはいつもボロボロでした

私たちが生きる現実の世界だってそうです
辛い事も理不尽なことも絶えることなく襲い掛かってきます
でも、それでも
人からは決して奪えないものがある、それは

心にある自由と、希望です。

誰もどうやっても人の心そのものを無理やり支配することなんてできない
人生は続く、頑張っていてもいなくても続く、それを素晴らしいものにするかは常に自分なのです
アンディのように、そしてきっと工夫し続ける限り、諦めない限り、人の心が敗北することは無いのです

これを見て、そしてこの映画を観て「自由」を取り戻しましょう
人間の心というものは、みんな誰にも奪えない自由と、美しいを持っているはずなのです
常に平等に空は青く、とても高く青く、そしてきっと海も誰にでも美しく青いです。
そのを濁らせているのは自分のや環境の劣悪さです

美しい翼と青色を、きっとあなたはこの映画を観終わったときに取り戻しているでしょう。

さて
ここからは「世の中には知らない方が良いこともある」イタリア人女性の歌「フィガロの結婚」についてですが

あれは「手紙の二重唱 そよ風に寄せる」というフィガロの結婚の中での劇中歌です
そして歌詞は映画を見た方はきっと、にやりとしてしまうのですが

「松の木の下で(松の木の下で)あとはおわかりでしょう(あとはおわかりでしょう)たしかにきっと」
というものだけなのです

何故これが二重唱の曲なのかと言うと、夫の妻と、その夫の浮気相手のメイドの二人が共作で手紙を書き
そして妻のセリフを復唱して手紙をメイドが代筆している、と言う内容なのです
そして浮気旦那を二人で罰してやろうという魂胆の歌でもあります

ショーシャンクでは浮気をしていたのは妻ですが、アンディはこう考えたのです
「僕が妻を浮気に、死においやったのだ」
自罰的な考えですが、全てを自分の責任にし、苦しむ経験というのは
他人に対し無責任でいることよりよほど価値があると私は考えます。


ではまた一緒に映画を観ましょう、たしかにきっと。