96時間
2008年 フランス映画
政府の秘密機関で働いていたが、
娘の身の安全の為に
その職を退いたブライアン(リーアム・ニーソン)。
しかしその後、
彼は妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)と離婚し、
レノーアは富豪と再婚。
長年離れて暮らすうちに、
娘のキム(マギー・グレイス)には
ブライアンの知らない面がどんどん増えていったが、
彼の娘への純粋な愛情は変わらなかった。
ある日、
キムが親友のアマンダ(ケイティ・キャシディ)と
パリに旅行に行きたいと言い始めた。
ブライアンは娘の身を案じ、
一度は反対するが、
最後には毎晩自分に電話する事などを条件に
出発を許可。
しかしキムが出発した瞬間から
言いようのない不安に駆られた彼は、
何度もキムに電話をかけ、
レノーアから心配しすぎだと呆れられてしまう。
しかし、
ようやく電話が繋がったと安心した直後、
キムたちが滞在しているアパルトマンに
謎の男たちが侵入。
アマンダが連れ去られてしまう。
電話越しに怯えるキムを励ましながら、
少しでも多く敵の情報を手に入れようとするブライアン。
そして…ブライアンが予想した通り、
キムは彼らに見つかり、拉致されてしまった。
正体不明の敵に向かって、ブライアンは言った。
「必ず探しだして、殺す」と。
昔の仕事仲間のサム(リーランド・オーサー)に、
録音したキムとの通話を分析してもらったところ、
犯人はアルバニア系のマフィアと判明。
彼らはパリを拠点に若い女性観光客を拉致し、
薬漬けにして外国の顧客に高額で売り渡す
人身売買を専門にする組織だった。
サムによれば、
拉致されてから96時間以内に見つけなければ、
キムは二度と戻ってこないという…。
ブライアンはレノーアの夫にプライベート・ジェットを用意させ、
パリへと飛んだ。
キムが宿泊していたアパルトマンを捜索し、
彼女が携帯で撮影した画像から、
組織の一員である男を特定。
空港で“仕事”に勤しむ男を追いつめるが、
彼はブライアンの目の前で死亡してしまう…。
一体キムは何処に連れ去られたのか。
娘の為なら手段を選ばず、
最後の賭けに出るブライアン。
タイムリミットはあと僅か。
彼は愛する娘キムを助け出す事が出来るのか?
。