アレサ・フランクリンの伝記映画。
アレサを演じるのは、ジェニファー・ハドソン(大好き!)。
キング牧師に近いところにいた牧師の娘アレサ。
後に、公民権運動というとてつもなく大きな“もの”とも闘うことになる彼女。
でも実は、小さなころからずっと、すぐ身近な“もの”との闘いの連続だったのね。 「歌の才能」という武器を持って・・・。
エンディング・クレジット(字が小さ過ぎて全く読めない!)の際に、アレサ本人のパフォーマンス・シーンが。 圧・・・、巻!!
2時間の映画のすべてを、このラストの数分で食ったのでは!? ジェニファーの立つ瀬なしじゃん・・・、って思ったほど。
でもでも、あっ、そういうことか。
映画本編を観ている最中、「ジェニファーを使いながらそれほど本格的な歌唱シーンがないな・・・」と思っていたのだけれど、それもこのためだったのかも!
あってもかなり抑えめ感を覚えたのも、そうかも。
この映画自体がアレサに対するリスペクトね。
映画で、目の前で自分の楽曲を唄おうとするアレサに対しブチ切れた、ダイナ・ワシントン(メアリー・J/ブライジ)の重ーい言葉が蘇って来たワ。
って、そもそも映画のタイトル「リスペクト」も、昔アレサがカバーしたオーティス・レディングの曲のタイトルだけれどね。
などなど言いつつもアタクシ、アレサ・フランクリンの曲は数曲しか知らない。
一番聞いたのが、ホイットニー・ヒューストンとアレサ&ホイットニーとして出した「It Isn't It Wasn't Ain't Never Go Wanna Be(邦題ネヴァ・ゴナ・ビー・ユア・マン)」。
うーん。 このPVの作り方を観ても分かるけれど、この2人、別に仲が良かったワケじゃないのね。
大御所になったあとも、シュービズ界で生きるには色々あったのね。