本当に突然で全く前触れもなく
春分の日直前
冬の終わりと共に旅立って逝きました
3月19日が終わろうという時間
さっきまでいつもと変りなかったのに
なぜ突然逝ってしまったのか
最初にネブラスカに来た時に
移り住んだ村ではピットブルは禁止犬種と言われ
泣く泣く
本当に泣く泣くノーキル(さっ処分無し)のシェルターに
連れて行ったシナモンの代わりに
迎えたのがバタースコッチでした
もう13年近く前
その時にはすでに成猫だった
2歳くらいと言われましたから
享年で言えば15歳か16歳だと思います
あまりに突然で
しばらくは信じられませんでした
丁度あさに隊長がネブラスカへの仕事へ出た日
色々な事情もあり
私が唯一運転できる車も隊長が仕事場へ乗って行ってたし
頼れる人は全くいない
散々泣いた後
この後どのようにしたら一番良いかと考えなければならなかった
外は雨で夜中すぎ
唯一助かったのは
地面が比較的柔らかかったという事
懸命に掘りました
夜中に真っ暗な中で雨の中で
いくらまだ寒いとは言っても
家の中なら暖かいだろうし
体が悪くなるようなら可哀そうだから
今思っても
必死で穴を掘りました
抱っこが嫌いだったので
最後に数時間
しっかりと抱いて話をして
名残惜しいと思ったらキリがない
薄情な人だと思われる方もいるかもしれませんけど
魂は共にある
この先もずーっと
そう思ってます
本当に前触れもなく突然逝ってしまったんですけど
あの日
ノミ殺しのフロントラインを与えなくて良かった
彼は嫌いだったから
彼が好きだったおやつ
あの日はいつもの倍あげたんですよね
良かったな・・最後に一番好きなおやつたくさんをあげたから
突然だったので
ショックだったんですよね
本当に
だけどね
この一週間・・考えてました
彼が最期の最期まで痩せるような事無く
犬たちのご飯も欲しがって食欲があった事も
普通の姿であったことも
旅立つ瞬間まで変わりなく動いていた事も
これはバタースコッチの愛のカタチだったように思います
白内障はあったし
動きもぎこちない状態ではあったけど
苦しむことなく旅立った
彼らしい最期だったと思います
ただね
とにかくとにかくインディアナに来てから
みんなで一緒に元気にネブラスカに帰ろうね
と
私は彼らに言い続けて
祈り続けてきたんです
それはね
胸騒ぎがあったからなんですね
それを打ち消すように
私は祈ってました
魔裟斗隊員の状態がずーっと良くないので
魔裟斗の事ばかりに気が行ってたしね
みんなで一緒に帰れなくなってしまった
元気にみんなでと懇願していたんですけど
本当に本当に
それが本当に残念だと思っていますが
旅立つ時
それは誰にも止められない
長年彼らと共に生きて
大切な家族を見送って来て思っている事です
そして
いつもこの事を思って辛い時間を乗り越えて来ました
もし
瀕死の状態の彼を見てしまったら
もっと悲しかっただろう
車も無いしタクシーも無いし
頼れる人も居ないし
病院へも連れて行けないし
自分が何もできず見殺しにしたような気持になったかもしれません
だから
私があのタイミングで彼を発見したのは
バタースコッチの優しさだったように感じているんです
そして
彼が居なくなって一週間
まだ家の中のどこかにいて
一緒に生活しているような気持ちです
魂はいつもそばにいるなぁ~と感じることもできる
バタースコッチ君ありがとうね
本当に本当に
たくさん支えてもらって愛して貰って
私の親衛隊長はずーっとあなたです
。。。。。。。。
ロッキー隊員
トム隊員
天使隊員
バタースコッチ隊員
天国のベースキャンプで一緒にいると思います
私たちがそちらへ行くまで
引き続き見守り隊をよろしく頼みます