オハイオの大学で長女の卒業式① | オハイオ・シンシナティから

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 今日は長女の卒業式。

 

 卒業式自体は午後だったが、学部のイベントが朝からあり、今日は長男と次女も学校を休ませて、朝から大学へ。最初に長女のアパートに寄り、袴を着付け。

 

 朝9時からのイベントは Pledge of Computing Professional Ceremonyというもの。「Pleadge」は「誓い」という意味。

 

 

 卒業生が道徳的・倫理的責任を持って社会で自分たちの専門分野を生かすことを誓う、というもので、もともとは100年前にカナダで始まったものが、アメリカで大学規模で初めて行われたのは1970年。オハイオ州にあるクリーブランド州立大学で工学の卒業生向けにこの誓いの行事が行われ、証書(Certificate)と共に、ステンレス鋼の指輪が学生に贈られたらしい。今ではアメリカの50州全州に広まっているらしい。

 

 そして2011年にはオハイオノーザン大学で初めて、この誓いをコンピューターを専攻した卒業生向けの行事に取り入れ、シンシナティ大学ではステンレス鋼の指輪の代わりにピンが授与されている。

 

 話を戻して、このイベントが9時からというので、朝もかなり焦って9時前には海上に着いたものの、Refreshmentといって最初に軽食を会場の前の廊下で取って、会場の中に入って食べるようになっており、イベント自体が始まったのは30分後。軽食があるのは聞いていたが、イベントの後と思っていた。これならそんなにせかせかして来ることはなかった・・・。

 

 大学のイベントといっても、このゆる~い感じの始まりと、学生が司会進行しているイベントを見て主人が、「日本の行事の進行とはえらい違いやね」と一言。

 

 そりゃそうだ。補習校の入学式、卒業式でも、入学生、卒業生の座る席、在校生の座る席はちゃ~んと決まっているし、席の割り振りをしてくださる方も決まっている。主人はそういう行事を何年も見てきたので、大学でゆる~い感じで進んでいくのを見ると、何か締まりが悪いと思ってしまうらしい。

 

 イベントが終わり、まだ時間があるので、一度駐車場にとめておいた車に戻り、家から持ってきたお弁当を出して、主人のオフィスで食べることに。よかったのはイベントが行われた建物のすぐ近くに主人のオフィスがあり、卒業式までの時間をそこで一息つけるつけること。

 

 主人のオフィスの建物の会議室に誰もいなかったので、主人と行ってリラックスしていると、主人の同僚が会議室に立ち寄ったので少しおしゃべり。長女もその後会議室に来たのだが、長女が小さいころに3人で一緒に同僚の家に行ったことがあるので、その話にもなったり。

 

 そのうち卒業式の会場へ行く時間になったので、会場に向かうことに。