先日、夫の会社の方と手続きのことでお話をしたのですが、驚いたことがありました。
その方は、数年前に3回心肺停止になったことがあったそうなのです。(今は健康体です)
具体的には最初の停止は会社で、そのあとICUで2回
驚くことに、その間、耳は聴こえていたというのです
心臓が止まっているのに。
自分が搬送される時のざわついた様子
「心肺停止」という救急隊員の声
家族が自分の名前を呼ぶ声
1週間、意識不明だったそうです。
その間、身体は動かせず目も開けられなかったそうですが、まわりの声だけは聞こえていたというのです。
それって意識不明ではないですよね?と聞いてしまいましたが
「聴こえていたんですが、意識不明と言われてましたよ」と笑っておられました。
なので、ご主人も聴こえていると思うので
いろいろ話しかけてあげてください。
そうお話されました。
リハビリ病院のあのお世話になったケースワーカーさんは、オンラインカンファレンスの際
夫の姿を私に見せた後、病状やお金の話になる前に夫を部屋から出すよう指示していました。
あのワーカーさんは
意識障害があっても耳が聴こえていることを
ご存じだったのかもしれません。
ちなみにその後、夫の会社の方は高次脳機能障害になられ
家族にものを投げつけたり、看護師に罵声を浴びせたりと大変だったようなのですが
「今思い返せば、なんとも謝る術がない。
けれども、あの時の自分は別人だった。
わかってもらえないだろうけれど、自分じゃなかった」と仰っていました。
別人となり家族に物を投げつけたことも覚えているのなら、それも酷だな、と思いました。
それを見ている家族も同じように辛い。
私は夫がそこまでも復活していないので
そういった思いはしていないのですが
それはそれで、また別のいろいろな感情があります。
その症状なりに、ご本人もご家族もいろいろあります。