少し夫のことを綴ります
結婚して30年近く経つけれど
わたしは夫といると心地よかった
理由はわからない
2人でいることは当たり前で
それはどんな状況でも心地よかった
特に子供が小さい頃は
本当に幸せだった
夫は家族が大好きで
いろんなところへ連れて行ってくれた
けれど
正直、お金の苦労はさせられた
かなりだった…
夫もよく「mokoの男運は最悪だね」と自虐的に言っていた
夫のことは好きだったけれど
何度も離婚を考えた
夫は優しく子煩悩で真面目
とても明るい人
でも…
申し訳ないけれど
仕事人としては…ダメな人だと
言わざるを得ない
仕事については考えが甘く
プライドが高く、無責任
いい人なんだけどね…
仕事の愚痴は一切言わない人だったけれど…
仕事はどの職場でもあまりうまくいってなかった
収入はいつも不安定で
私が仕事を掛け持ちしても
昼も夜も働いていても
夫は見て見ぬふりだった
たぶん怖くて
そんな現状を認めることをしたくなかったのだと思う
たくさん、たくさん喧嘩した
というより、私は夫をたくさん責めた
なんで私が家のために
こんなに働いているのに
あなたは平気なの
ごめんね、と申し訳なさそうに謝る夫
それでも次の瞬間には
鼻歌を歌ってテレビのスイッチをつける
そんな夫
離婚を考えても
私は両親も兄弟もなく、帰る家もなく
子供を置いて家を出る気もなければ
経済的に子連れで離婚もできなかった
それじゃ
私が苦労人の健気な妻だったかというと
そうではなかった
私も決していい妻ではない
自分が掛け持ちパートで稼いだお金は
もちろん生活費や子供の学費に充てるけれど
残ったお金は貯金することなく
趣味に使いまくる
苦労させられたんだから
いいだろう
そういう気持ちだったと思う
そんな私を夫はまったく責めなかった
ま、責めたくても
責められなかったのだと思うけれど…
いつも笑顔で「mokoの稼いだお金なんだから
好きなように使いなよ」
そう言ってくれた
ある日、夫は仕事のトラブルで大きな借金をしてしまう(わたしには相談なく…)
ギャンブルや遊びでできた借金ではないけれど
夫の考えの甘さからの借金であることは事実
ほんとにつらかった
相変わらず夫は優しかったけれど
借金については「どうにかなるさ」となんの根拠もない考えだった
返済のメドは…ない
額も大きかった
そしてその後の責任感の無さから話はこじれ
結局はマンションを売りに出す話になった
まだ住宅ローンが残っているのに
そんな矢先の入院…
マンション売却と残る借金
これから…どうなるのか
いや、どうにかしないと