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夫が借金残して倒れた日から

2021年2月、夫は借金を残したまま倒れ、寝たきりとなってしまいました。その後高度障害認定により借金完済。そして2022年6月永眠。いろいろな思いや、生活のこと、お金のこと。忘備録を綴ります



病棟のデイルームでソーシャルワーカーと打ち合わせ

40代後半くらいのテキパキと仕事を進めそうな方

胃ろうの術後回復予想から
退院の日を設定する

早速、リハビリ病院を紹介される

夫のように、気管切開をして胃ろうとなると
受け入れてくれるリハビリ病院があまりないとのこと

候補は2つ、だった

期間は両方とも最長5ヶ月

帰宅が前提

どの程度まで回復すれば在宅が可能かを問われる

「私が仕事をしながら介護できる状態」

デイサービスや訪問介護を受ける場合
車椅子でも、一人で対応できる状態

簡単にご自分のことができる状態ですね

そう…ですね


あまりに現実離れした話に思えてつらい

希望を病院に伝えます、とのこと

アクセスは…


コロナでどこまで面会に行けるのかわからなかったけれど、できるだけ家や会社から近い方がいい

紹介された二つはどちらも駅からバスだ

私は免許もないし、家には車もない
借金を背負った時点で手放してしまった

「駅から歩いていけるウチの病院が珍しいくらいで
普通は病院って、駅から遠いんですよ」

たしかにそうだ
なのでアクセスはこだわらないようにしよう

なによりも

私は入院費のことが気になった

現在の急性期病院の支払いがここ2ヶ月、毎月16万

傷病手当が税金など引かれて15万

足が出てしまうと困る

リハビリ病院って、どれくらい入院費がかかるんだろう

ワーカーさんは、ウチと同じくらいかな、という

療養型はもう少しかかりますよ
払えますか?

わかりません

正直に答えた

その話をきっかけにウチの金銭事情を話した

ソーシャルワーカーって
医療的なことより、患者の家族のことを相談に乗ってくれるイメージだったので

ウチの事情について正直に相談した
そして今後、入院費を免除できる制度などがあれば
教えてほしいと相談した


ワーカーさんは少しため息をついて

「ご主人も好きでこうなったわけではないですからね」

その言葉は結構ショックだった

そんなことわかってる

倒れた夫を責めているわけではない

ただ

夫も好きでこうなったわけじゃないけれど
それは私も同じなのだ

困った状況について
アドバイスがあれば教えてほしかった

ウチの経済事情がしっかりしなければ
夫を介護することはできないのだから


ワーカーさんは
それ以上の相談は今後転院先でしてくれと言う

そして、とにかく転院先を早く決めましょうと


もう、この人にウチの生活のことを話すのはやめよう

そう思った

この人は困ったことを相談する人ではなく
転院先を探して手配してくれる人なのだ