診察台に乗る前にdoctorの顔を見た。おっ!イケメン!この顔+知能なら、もらっても良いかも。と不謹慎な事が頭を過った。はい注入。腰を上げギリギリまで粘ったが心の中では、諦めムード4分の1じゃあ、無理だわ。夫に明るく今回はお試しだからね。笑って言った。毛頭やるとこまで、たとえセントマザー病院しか無くなるまで諦めるつもりはなかった。帰りに見てはいけない、掛かり付けの大学病院不妊科の主治医への手紙を、渡された。家に帰り二人とも気になって仕方がない。見るな!と言われれば見たくなるのが人間の心理。二人は寄せ合って針と水滴で封筒の、底を、そっとそーつとばれないようについに、開いた。その文面はかなりショッキングなものだった。「数が少い、奇形精子が?ぐるぐる回る精子が?まともなのが?」夫は、余りにも、ショックな、表情、見なければよかった。「信ちゃん、4分の1やもん。仕方ないよ。」「そうやね。」「次頑張ろ!」「うん」なんて素直な、夫。再び前向きになった。なんでダメな人のところに子供が産まれ虐待され、私達には産まれないんだろう。いっぱいいっぱい愛してあげられるのに。そう思うと悲しさでいっぱいになった。