新婚旅行レポの途中ですが、、、
7/1に母方の祖母が亡くなりました。
実は明日、家族葬でお別れをするはずでしたが、なんと体調を崩してしまい。。。
38度の熱
コロナかどうかまだ病院に行ってないので分かりませんが、家族葬で集まる親戚は高齢者が多いですし、このご時世で行くわけに行かず。。。
明日の葬儀には不参加となりました
よりに寄ってこのタイミングとは💦
祖母は93才でした。
最近、特養の施設に入ったばかりで亡くなるのは誰も予期していませんでした。
いつものように叔父が特養に様子を見に行く予定だったそうで、今から行きますと言った時には生きていて、1時間後に着くと「実は30分前にお亡くなりになりました」と。。。
職員の方も急に心臓が止まったと驚いていたそうで。。。93才ですし、老衰だったのかなと。苦しむこともなく亡くなったのだと思うと、ある意味良かったのかも知れません。
祖母のことを少し。
祖母は九州の名家に生まれました。
いわゆるお嬢様。
おうちは大地主で女中さんが5〜6名いるようなおうちで育ちました。
ところが戦中に多くの土地は国に召し上げられ、戦後、生活が苦しくなり、口減らしのために17才で10才も年が離れた祖父に嫁がされました。
祖父は銀行の重役で、わたしにとってはいいおじいちゃんでしたが、実はかなりの偏屈だったようで、おばあちゃんの前に別な方と結婚していましたが逃げられたようです。その後妻として、おばあちゃんは顔も知らないおじいちゃんと結婚式当日に初めましてで嫁がされたそうです。
しかも17才までずっとお嬢様として育って来たのに、嫁ぎ先ではやったこともない農作業をやらされ、姑の嫁いびりにも合い、かなり苦労したとよく話してくれました。
すごい時代ですよね💦
生前、祖母からは
「mikuはまだ結婚せんのかね。
あんまりえり好みしたらいけんよ。
おばあちゃんは17才で口減らしのため
に女学校も辞めさせられて、好きでも
ない、会ったこともないおじいちゃん
に嫁いだんだから。」
とよく言われました。
あと、わたしが初孫だったのですが、
「私が女学校で一番先に嫁いだのに、
後から嫁いだ友達はみんなひ孫を
抱いてるのよ。私にも早く抱かせて
欲しい。」
と言われたこともあり、
その度に申し訳ない気持ちでした。
でも今の時代だから、じっくり結婚相手は選ばせてよと、いつもはぐらかしてましたけど。。。
そんな感じだったので、わたしが結婚して旦那さんをおばあちゃんに会わせた時は本当に喜んでくれました。
残念ながら、体力的に式には参列してもらえなかったので、もう少し元気なうちに結婚出来てたら良かったなと思うことはありますが、優しい旦那さんを見て、とても安心してくれていました。
おばあちゃんとは何年かに1回会うくらいの間柄で、そんなにたくさんの時間を過ごしたわけじゃないのに、いつもわたしを「自慢の孫だ」と言ってくれました。
17で初めましての人に嫁いで、3人の子供を産み育てたなんて、本当に頭が下がりますが、そのおかげでわたしはこの世にいるので、本当に感謝ですよね。。。
明日、直接おばあちゃんを見送れないのが本当に悔しいですが、明日は自宅から祖母に思いをはせようと思います。
おばあちゃん、ありがとう✨