今日はクララシューマンを歌ってきたのですが、
(もちろん写真はない…)
今回クララの曲を歌うにあたり、タイミングばっちりで講習会があったので、レッスンしていただいたのが、
Anthony Spiri 先生。
私の師匠とその昔、一緒に組んでリートを演奏してらした方で
ほんっとうにとっても良い方。その人の良さというのがにじみ出ている、というかあふれ出ている方でした。
たくさんのことを伝えようとしてくださる、そのレッスンはともすれば歌う時間のほうが短いくらいの熱のこもるもので、
9月1日にはプライベートレッスンを。2日には日本シューベルト協会の講習会で、2曲ずつみてもらいました。
アントニー先生のピアノはなんて言うか、生きている!という感じです。ピアノが歌っている、生き生きと動いている。
2日の講習会の前にはソロ演奏の時間もあり、ベートーベンのピアノソナタ第31番Op.110などを演奏されました。
あんなに引き込まれるピアノの演奏ははじめてでした。
音が楽しんでいる。
今までピアノのソロ曲ってあまり興味がなく、キレイな音やなぁ………長いなぁ。
以上の感想を持ったことがありませんでした。ごめんなさい。
もちろん私の聴き方も昔とくらべてかわったのだろうけど、本当に前のめりで聴いていました。
すんばらしかった。
充実したとても良い二日間でした。
そして今日、はじめて日本ドイツリート協会で歌わせて頂きました。会場は、京都文化博物館別館ホール。
慣れ親しんだホールなのに、足が…ガクブル。
リハーサルからえっらい緊張しまして、本番どうなるやら。
どうなったやら…。
初めてのクララはかわいらしい曲でした。
また機会があれば歌いたいなぁ。
今日の写真がないので、2日の講習会後の受講生、
通訳の山田さん(これまたすんばらしいピアニスト)、
三井先生とアントニー先生の写真あげちゃいます。