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この海辺に残されていたのは いつも置き手紙

あたしは常に飢えている

何の依頼も無しに突如
与えられた身体・時間・意識
それらが奪われるのが何時なのか
はっきりとは
誰も
知らされていない

其れが故
あたしは常に飢えているのだ
自分自身にも
他者に対しても
何の説明も要さない
感じるだけの愛情に



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あなたの中に落ちてしまいたい
あなたの望む全てになりたい
でもどうしたらいいのか解らない
不安で行き場を失っていく

あなたに会うと思い出す
無償の愛

何を言っても伝わらない
いつだって誤解されてしまう
あなたが私の心を読めたら解るのに
いつだって私はもがいている

あなたに会うと平伏してしまう
無償の愛



荒れ狂う海辺に立ち
曇り空の下で俯いている
もう何処へ向かえばいいのかさえ解らない

あなたの傍に居たい
どんなことでもするから
でもどうしたらいいのか解らない
ただ包み込んでほしいだけなのに

あなたに触れると平伏してしまう
無償の愛

あなたが必要としてるもの
世界が必要としているもの