コロナ後の景徳鎮の値上がりが凄すぎて、これまでの景徳鎮人生で一番驚いている。
相場の急上昇は中国国内の高級磁器購買力が牽引しているのだが、中国の生活物価、人件費の上昇や円レートの変化もはっきりとした体感として効いている。
小雅がブランド化して細密染付戦争に巻き込まれて超高額帯に突入して一般市場を離脱、「良質な茶器への需要」から茶器に特化した鴻海に白羽の矢を立てて小雅会長と一緒に技術支援して底上げして一部に紹介してきたがその鴻海もこの数年来のブランド価格戦線には加わらないものの、景徳鎮の物価や人件費の上昇に仕方なくベース値上げとなった。
しかしながら品質と絵付けでみれば他のハイエンド窯と比べてコスパの良さは更に増している。
私たちも出来る限り彼らとの合作は続けていきたい。
幸いと小雅との関係から景徳鎮ではみな顔を立ててよい仕事をしてくれる。関係をフルに活用して市場の需要や理解認識、商材生産に頼らず出来る限り良いものだけ作っていきたい。24日から続く景徳鎮との新作原画の制作も順調に進んでいる。すでに完成のオニオンプレラインと第一期ラインもかなりのレベルからのスタートとなった。企画中の新作は更に面白いものになっている。乞うご期待。