前回の記事では、彼に事実確認をしないままに

自分の都合や事情に合わせて妄想を膨らませながら

彼の問題を勝手に作り上げている ということを

お伝えさせて頂きました。

具体的な例としては・・

- 彼は最近元気がなさそう、何か悩みがあるに違いない

私とのことで悩んでいるのでは？

- 彼には能動性があまりないから、回避依存症に違いない

- 彼が非積極的なのは、恋愛のトラウマが原因では？

- 彼の瞳はいつも寂しそうに見えるので

インナーチャイルドに苦しんでいるに違いないなどなど

何かお心当たりはおありでしょうか。

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確かに、彼は悩んでいるかもしれませんし

回避依存症なのかもしれません。

恋愛のトラウマがあるかもしれませんし

チャイルドの傷を抱えているのかもしれません。

ですが、彼に直接聞いて確認をせずに

一方的に妄想を繰り広げるだけでは

彼との心の距離は一切縮まらないでしょう。

そもそも、彼が自発的に打ち明けてこない限り

貴女から彼の心の深部に触れることはタブーです。

「彼が打ち明けてくれないから妄想するしかない」

というお声が聞こえてきそうですが

それでもやはり、妄想は健康的とは言えません。

妄想の世界でひとりユラユラ漂うのではなく

彼に心の内を打ち明けてもらえるような

安心感と信頼関係を育んであげましょう。

そして、貴女の勝手な妄想によって

『弱い彼』を作り上げないようにしましょう。

皆さまがお好き（？）な別の妄想としては

まだ起きてもいない未来をネガティブに想像すること。

ネガティブな未来を想像して、勝手に不安になって

様々な可能性を自ら封印している方がとても多いです。

根本的な視点から見つめてみると

元々、何らかの不安材料があるが故に

ネガティブな未来しか妄想出来ないと言えるでしょう。

それら不安材料の多くは、過去の悲しい / 辛い経験や

後悔の念から派生しているかもしれません。

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過去の出来事を無かったことにするのは不可能ですが

それでも、過去から派生してくる不安に縛られるのは

過去にエネルギーを送り続けていることになります。

過ぎ去った過去に意識を向けるのではなく、また

まだ起きていない未来を妄想して不安になるのではなく

『いま、この瞬間』にエネルギーを注いであげて下さい。

『いま』にエネルギーを取り戻していくと

必ず大きな安心感を得ることが出来ます。

そして、安心感が得られると

自分の望む未来を創造していくことが可能になります。

先に安心感を感じ切ってしまった方が

きっと色々なことが上手く進んでいくでしょう。

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