私の作品の一つに、20年程世に送り出し続けているグラスがあります。
ガラスが放つ声と向き合いながら少しづつサイズや動きは変化してきましたが
変わっていないことが一つあります。それは、自分が望む形を作らないこと。
私にとって、制作とは素材と触れ合う中で、目指すものを消してゆく時間。。。
「こうしたい」という思考が消えてゆく技を、このグラス制作を通して
私自身が学び続けているのかもしれません。
制作で使う技術はいたってシンプル・・・自分が望む形を作らない技。
その制作過程では、いわゆる ハイテク とよばれるものを一切使わないこともあり
製造技術 を知るために制作を手伝うアシスタントの方には
少々刺激不足のようですが・・・。
制作時間の中で聞こえてくる、ガラスの声との奇跡的な出会いへの期待・・・
私自身が、私のそんな想いさえも気づかない制作時間を持てるようになるまでは
このグラスを作り続けてゆくのかもしれません。
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制作時間を持てるようになるまでは、このグラスを作り続けてゆくのかもしれません。