粘膜の病理検査をもっと身近に!

心配な病変がお口の粘膜に見つかったとき、必ず受けていただきたいのが病理検査です。

お口の粘膜の検査では、「細胞診検査」と「組織診検査」が現在一般的に行われています。

細胞診検査は、疑わしい粘膜の表面を歯間ブラシのようなもので擦り、細胞(検体)を採取するだけで検査できる、患者さんに負担の少ない手法です。

かかりつけの歯科医院が連携する口腔外科や病院歯科を紹介してもらい、検査を受けましょう。

細胞診検査でがん化が疑われた場合、または視診・触診でがん化が強く疑われた場合に、診断を確定するために行われるのが組織診検査です。

粘膜の組織を切り取り、病理医が子細に調べて診断します。

がん治療を行っている病院歯科や、大学病院などの高次医療機関で受けることができます。