フッ素には、歯を硬く丈夫にし、歯の修復(再石灰化)を助けてくれるというすばらしい効果があります。
思うように仕上げみがきをさせてもらえない時期むし歯予防に強い味方となるので、フッ素入りの歯みがき剤は欠かさずつかいましょう。
ただし、月齢や年齢ごとに、推奨されている安全な使用量やフッ素濃度は異なります。
歯の生えはじめ~2歳くらいは、フッ素濃度500ppmの歯みがき剤を歯ブラシにちょんとつける程度。
3~5歳は同濃度のものを5mm程度歯ブラシに塗ります。
フッ素がお口に残るほど予防効果が上がるので、うがいは「10cc程度の少ない水で1回だけに」とどめてください。
歯が生えはじめた赤ちゃんなら、歯みがき後に出てくる唾液を軽くぬぐう程度でOKです。
仕上げみがきに悩んだら、子ども専門、または子どもに慣れているかかりつけの歯科医院にご相談を。
一緒に予防を担ってもらうと、肩の荷も軽くなるはずです。