3月11日を過ぎて、自分が何か人のために
できることはないかと考えたときに、
すぐに実行に移せることが献血だった。
もしかしたら直接被災地で使われるわけじゃ
ないかもしれんど。
自分のこの気持ちを実行に移すという意味で、
献血しようと思い立った。
仕事の休憩時間は1時間。
たまたま市街地に仕事の予定があったので、
献血ルームに入ってみた。
拘束時間長い。
大学時代以来2回目の献血。
カードありますかと言われ、ないと言うと、
問診表やら何やらめっちゃ書かされ、
画面のボタンを押さされ、問診表と同じ
内容の問診を重ねて2回も受け、
献血する前に既に20分経過。
いざ献血の部屋とやらへ行ってみると、
満員でめっちゃ待つ。
待つ。
待つ。
待つ・・・。
既に最初から35分くらい経ってますけど。
係の女性には
「献血は40分位で終わります」
と聞いていたのだが。
こっから果てしなく待ち、
さらにそっから40分かかるの???
無理。
次の予定が詰まってる。
ごめんなさい。
退室。
血が足りない、献血が足りない、と
声高に叫ばれているが、1時間も
1時間半もかかってしまうんじゃ
普通の会社員には到底無理だ。
もったいない、と思う。
「子持ち30代男子」
というのは、とにかく子供を大切に思っている。
自分の子供だけじゃなくて。
子供たちの未来を想っている。
献血イコール、子供たちの手術・・・と
結びつけて考え、やってみようかと思う
人も多いと思う。
だがこれだけ拘束時間が長いと、
会社員は簡単には献血できない。
もったいない。
30代既婚子持ち会社員男子が
すっすっと定期的に献血できる仕組みを
作れば、献血量は飛躍的に伸びるぞ。
これはマジや。
赤十字の活動はゲームや商売ではないと
分かっていますが。
だけども、もっと戦略的に考えてみてほしい。
こんなにも、
空港で捕らえられた不審者のように
問診を受けまくりカードを書かされ
長時間拘束されるのであれば、
30代子持ち会社員男子は
「自分は違う形での
社会貢献の仕方を考えよう」
「自分なりに別の形で3.11と、
子供達の未来と向き合おう。」
と思ってしまうぞ。
これはほんとやぞ。
退室するとき、
「お時間があるときにまた来てください」
と、個人カード?みたいなんを渡された。
2時間余裕があるときに来てくださいと???
ないです・・・。
もしかしたら、このカードが出来たので
次回は時間短縮ですぐに献血できますよと
いうことになるのだろうか。
どうなのだろうか。
わからない。
わからない。
少子化が進む中で、これまでのように
若い世代の血液を安定的に確保することは
難しくなってくるはず。
であれば、潜在的な金脈にアプローチしないと。
それが30代既婚
子持ち男子だ。
特に会社員。
子供への愛情に訴えろ。
必ず乗ってくる。
はずなんだけど・・・・。
うーむ。
「馬鹿言うな。それが献血や。
ヤイヤイ言うなら献血に関わるな、
時間ないんやったら失せろ」
と言われるのであれば、僕たち
30代子持ち既婚男子は献血には
関わらないということしか出来ないな。
でもそれでいいのかな。
これからの医療を考えたときに。
それでいいのかな。
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ちなみに、400ccの献血をしてから
数日は、激しい運動は厳禁らしく、
ランもスイムもおすすめしないそうです。
それでもいい。
数日ランもスイムもできなくても構わない。
そんぐらい何だ。
家でテレビ見てればいいだけだ。
血を大量に抜くんだから当たり前だ。
分かって献血ルームの門をくぐってんだ。
趣味なんか、二の次三の次だ。
って気持ちで行ったんやけどなぁ・・・。