行ってきましたクロスカントリー!!
アスファルト育ちのランナーである僕に
とって、山道を走るのは初!!!
(ちょびっと練習はしたけど)
しかも病み上がり!
色んな意味で、ドキドキの体験でございましたよ!
本当にいい経験になりました。
大会を通じてめちゃめちゃ成長できたと思うし、
視野が拡がりました。
参加して良かった!!
終始一人は寂しすぎたけどね!
5時半起床。
妻と子供たちは昨夜からじぃじとばぁばの実家にお泊まり。
新聞に軽く目を通し、頑張ってくるからなと家族の写真に
誓いをたて、いざ車で出発!!
2時間かけて8時過ぎに辿り着いたのは、今回の
会場となる、大分の某高原。
もう既に駐車場はかなり埋まっていました。
車を降り、山々を見渡す。
ロングドライブで凝り固まった身体を伸ばし、
凛と冷たい高原の空気を胸いっぱいに吸い込・・・・
空気熱すぎぁ!!
何度や今!28度ぁ!!
高原じゃねーのかここ!
朝の8時から暑すぎる!!
高原と言えばアルプスの少女ハイジというイメージしか
なかったんですが、そんなイメージを往復ビンタで
ぶっとばす最悪の真夏日。
ひんやりとした空気など、微塵もなし!!
もんわりとした熱気が毛布のように顔と身体を押し包みます。
完全に亜熱帯です。
本部テントで受付を済ませるだけで汗が・・・。
うーわ。
やっば…。
急いで本番シャツを脱ぎ、大会参加賞の
シャツに着替え。
タオルを頭に巻き、ペットボトルの水を
喉に流し込む。
少しだけ落ち着く…。
照りつける日差しが痛いっっ。
見上げる太陽との距離がめちゃくちゃ近いっっ。
これが夏の大会か・・・・。
こちとら初参加なんだから、
お手柔らかに頼むよ(;´д`)
今回のコースを軽く説明!
本部前の草原をスタートして途中から山道に入り、
また草原に戻ってくる一周3キロのコース。
アップダウンが激しく、ゴール前の長い長い上り坂が特徴。
山道には階段もあって、超ハード。
大会は年代別、距離別に細かく部門が分けられてます。
「50歳以上男性3Kmの部」の9時20分スタートを皮切りに、
距離別女子、中学生の部、高校生の部なんかが
順々にスタートとなります。
僕が出場するのは一番最後。
「39歳以下男子9Kmの部」!!!
11時50分スタート。
まだかなり時間があります。
1周3kmのコースを3周。
最も長い距離を走るこの「39歳以下男子9Km」部門は
参加者が200人と最も多く、100人ずつの2パートに
分けられてます。
僕を含む「その1」が11時50分スタート。
30分後にその2がスタートです。
目の前では、そこかしこで中学生の部活と思しきグループが
アップを始めています。
「いーっちにーさーんしー、ごーおろーくしーちはーち」
若い。
輝きに満ち溢れとる。
オッサンも負けんばい!
本コースの試走がオーケーらしいので、
軽くストレッチをした後走ってみる。
約一週間ぶりのラン。
ゆっくり、ゆっくり。
足は軽い。ひざの痛み、腰、背中も大丈夫。
よしっっ!!
休養が奏功してる!
芝の上はなかなか進まないけど、柔らかさも快適だ。
ゆっくり、ゆっくり。
坂。
いくつも坂。
山道。
長い坂。
うーんさすがに坂きつい。でも大丈夫。
1周をのんびり完走。
ゆっくりランながら、自分の走りにちょっと満足。
暑さも心地よい。
これ、いけんじゃね???
7ヶ月間走りこんできた自分の脚力、体力の成長に
改めて頼もしさを感じ、3時間後の出番を待ち遠しく
感じた試走ランでした。
そうこうしてる間に、9時20分の50歳以上3キロの部が
スタート。
がんばれがんばれー!!!
応援も楽しいぜっ。
・・・・・。
・・・そう。
この時の僕は、まだ知る由もなかった。
午前9時の僕は、本当の意味でまだ気付いていなかった。
いや、気付いていたのだろうか。
気付いていながら、僕らは一生懸命気付かない
振りをして過ごしていたのだろうか。
真夏の、真昼の
太陽の怖さに。
山の向こうからゆっくりと、しかし確実に忍び寄る
灼熱の生き地獄の存在に・・・。
続きますっっ!