今朝の朝刊より。
小学校四年の投稿だが、これは興味深い。
この子はめちゃくちゃ本を読んでいる子だと思う。
表現の幅が広いのだ。
全四行。
全て表現方法が異なる。
一行目。「シュー」。
いきなり擬音をぶつけてくる。
そこから二行目で具体的な事象の説明。
三行目は形容詞。
四行目に比喩を入れて、イメージの輪郭をあらわにしてやっている。
短い中でこんなシンプルに見事に表現技法を使って夏の喜びを表している。
感動した。
僕が国語教師なら、この四行のフォーマットで生徒たちに短文を作らせてみたい。
ちなみに自分でも作ってみた。
「大会」
カキーン
お兄ちゃんが打ったボール
大きい大きい
飛行機のように空を飛ぶ
ありきたりすぎて…はぁ。
シンプルですが難しいです。なかなか。
一行目は感嘆詞でもいいね!
伸び盛りの子供達には、英語より、こういう風な日本語の面白さや響きを掘り下げて遊んでほしいです。