乗り越えました
と言っていいのか、
とりあえず今回の峠ってやつを
乗り越えました
これまで
至って普通にできていた
自力での歩行、食事
そして視力
それらは戻らないけれど
自発呼吸しています
時々
得意技だった
お鼻ぷん!も
(フンっと鼻水を飛ばし人の顔に掛ける)
時々見せてくれます
あと数日で11歳と4か月
ちょっと早いけれど
寝たきりお世話ちゃん
デビューしました
もちろん
時折襲うてんかん発作つき
身体に直接注射でいれる
抗てんかん薬は
今度使う時は
本当の本当に
さらに進んだ
植物状態になる可能性大
とのことで
成分の効果は長く続かないけど
まあまあ早く効く
座薬で対応することに
年齢順に
17歳のあんこから
そうなっていくんだろなと
思っていたのにね
脳の組織はかなりダメージを
受けてしまったが
時おり反応する時もあるので
せめて
神経系をダウンさせないように
いつものように
みんなーーごはん!
ごはんだよー
お腹すいた??
等々言っている
絶対
聞こえている
瀕死の生還から2日後
ろけの口元に
指にのせたちゅーるを
近づけたら
👅ベロが!!
ペロンペロン動く動く!
ちゅーるすげぇ!
誤嚥の危険があるので
ドクターの指示に沿って
気をつけながらあげています
鼻もまだまだ
効いているじゃないか!
栄養はやはり口からが1番だそうで
流動食でも何かしら
エネルギーを摂取させたいなぁ
てんかん発作は突発的なので
予測ができません
かと言って
植物状態にさせるのは
わたしの看取りの考えではない
現段階ではね
自分の生活の中で
できるだけ犬に寄り添って
できれば自分が自宅にいる時に
発作があってほしいけど
無いことが一番だけど
それは今までと同じく
そういかない日もきっとあるだろう
最期の瞬間に
立ち会えないことも想像に難くない
動物の最期の瞬間に
立ち会えることは
たいへん稀なこととおもっている
幸運にも
看取れたとしても
看取れなかったとしても
後悔するだろう
きっとするだろう
だけど
頑張る
だから
頑張る
ロケに
私の声が届くように
届かなくても
届くように
わかったかなー


