この度、政井みねさんの銅像が、みねさんの故郷である岐阜県の河合町角川の専勝寺境内に建立されました(元カーレーサーの漆原徳光様寄進よる)。
政井みねさんは、映画『ああ、野麦峠』の主人公になった人で、映画では、大竹しのぶさんが演じています。
『ああ、野麦峠』は、明治中期から昭和初期にかけて、長野県の中小製糸工場で低賃金、長時間労働という過酷な境遇におかれた少女たちの姿を描いた山本茂実の同名ルポルタージュを映画化したものです。
岐阜県飛騨地方から、野麦峠を越えて長野県諏訪の製糸工場で働いていたみねさんは、後々、結核に罹り故郷へ帰ることになるのですが、迎えに来てくれたお兄さんと共に野麦峠を越える途中背負われたお兄さんの背中で『飛騨が見える...』と最後の言葉を残して亡くなります。
この話は、子供の頃に聞いていましたが、同じ河合出身でもみねさんとは地区が違うので、ふーんと言う感覚だったなぁと記憶しています。
しかし、
みねさんとお兄さんの生きざまを知って感銘を受けたことから漆原徳光様が、河合町外部の方でありながら、銅像の建立に尽力して下さったと同級生から話を聞いてみねさんと同郷の身として漆原徳光様には、感謝の意を抱きました。
有難い事です、本当に。
漆原徳光様についてネット検索してみて銅像建立に対する思いを想像しなるほどと思いました。
素敵な方だと思いました。
みねさんと同郷の者として感謝申し上げたいと思います。
興味持たれた方、是非、河合町の専勝寺を訪れてみませんか?
そして、同級生である住職から、政井みねさんについてのお話を聞いてみませんか?
