中国嫁日記 [編集] 中国瀋陽市出身の20代女性美容師との結婚を機に、2010年7月7日から元々持っていたブログ「BLOG希有馬屋」とは別に、夫人の母国とのカルチャーギャップを題材にしたブログ「中国嫁日記」で4コマ漫画を連載している。主な登場人物は作者本人(ジンサン:“井上”の中国読み)と妻の月(ユエ:仮名)。当初は夫人には内緒で連載しており、書籍化の話が上がった時「プライベートな内容のため、妻に反対されたら全て止める可能性がある」(純弌本人)と[3][4]、ブログの先頭に中国語と韓国語で「妻には内緒にして下さい」と但し書きがされていたが、その後夫人の知ることとなり夫人公認となった。それに伴い、前述の表記もなくなっている[5][6]。2011年2月15日に、このブログで「アルファブロガー・アワード2010」を受賞している
ゲームデザイナーとしては、ルールブックのグラフィックデザインを重視する姿勢を公言している。「いくら良いルールを作っても、それを伝えるルールブックがデザインされていないと意味がない」ということを持論にしており、自身がイラストレーターということもありグラフィカルなルールブックを作ることが多い。 デビュー作である『天羅万象』はそれが顕著にあらわれていて、「イラストの合間に文章がある」という絵本のような過激な構成をされた製品であった。奇妙奇天烈なガジェットがあふれる『天羅万象』の世界は文章では表現することができないことからの奇策だが、このデザインは功をなし、『天羅万象』のインパクトある世界観をユーザーに広く伝えることができた。 『アルシャード』ではスタンダードRPGを標榜したこともあって、インパクトよりもシンプルで使いやすいエディトリアルデザインを目指した。フォントサイズからミリ単位の文字間隔までこだわったデザインは高く評価され、後の多くのゲームに『アルシャード』のレイアウトが踏襲されることになる。 また、ゲームをデザインするときは、アニメや映画の製作のようにイメージボードを多用してスタッフにイメージを伝えていることも特徴的である。『アルシャード』の企画立ち上げ時には、スタッフに数枚の絵を示した上で、「神は死んだ。このゲームは、新たな神話を作るゲームである」と、その意図を簡潔に述べている

井上 純弌(いのうえ じゅんいち、本名:井上 純一(読み同じ)1970年 - )は日本ゲームデザイナーイラストレーター漫画家 である。宮崎県 宮崎市 出身。漫画家としては本名を用いることがあり、また希有馬(けうま)のペンネームで同人誌活動も行う。

コンピュータを使用しないロールプレイングゲーム であるテーブルトークRPG (TRPG)のゲームデザイナーや、ゲーム雑誌を中心としたイラストレーターとして1990年代 から活躍している。一方、オタクサブカルチャー に対して、商業的収益性やトレンドなどの営業的視点に立った考察や作品制作が多く、その論考にも一定の支持がある。近年では玩具プランナーとしての顔もあり、同人ベースながらも本格的なフィギュア 製作活動を行っている。