はじめましての方はこちらを。
先日、大学院生をしている友だちが
「論文作成のデータ収集のため、インタビュー
を受けてほしい」と言うので、受けてみました。
彼女の論文のテーマは、
「地方における県外出身者の育児期母親の
ワークスタイルの創出に関する研究」で、
栃木県外出身で、育児期で、プチ企業している
母親という条件に合っていたので、お声が
かかった次第です。
全部で15人インタビューして、文字起こしして
データ化し、そこから論文を作成するのだそう。
研究って大変なんだね…！！
インタビューと言っても気軽な感じで、
いくつかの質問に答えるだけなのですが、
ワークスタイルの話なので、大学を卒業してから
今まで、どのような仕事をしてきたのか、
振り返る形になりました。
私は、卒業してから9年間教員をして、
パワハラが原因で結婚を機に退職。
（今思えば、このパワハラがなかったら
ずーっと神戸で教員をやってたと思う）
その後3人の出産と育児の10年間を過ごす中で、
40歳になったとき、何かしたいと思い
3年間焼き菓子屋さんを運営。
（当時は何か達成感が欲しかった）
その後5年海外駐在。ブログを書くようになり、
それによる収入はなかったけど、
そのことで達成感を満たしていた。
本帰国後に学校支援員とインストラクター
（陰ヨガ、ピラティス、アーユルヴェーダ）と、
焼き菓子屋を細々と兼業して現在に至る。
相槌を打ちながら聞いてくれた友だちに
言われて初めて気がついたのだけど、
この色々な職業遍歴は、
すべて誰かの真似だったのです！！
焼き菓子屋さんも、幼稚園ママが幼稚園バザーで
売ってる作品をワンデイショップでも
販売している姿を見て、
私もやりたいと思ったのがきっかけ。
ブログも、既存のインドブログに助けられたので
私も情報提供しようと思ったのがきっかけ。
インストラクターも、インドで多くの駐妻が
ヨガのティーチャートレーニングを受けて、
先生になってレッスンしてくれて、感動して、
私もやりたいと思ったのがきっかけ。
学習支援員も、本帰国後友だちが
やっていると教えてもらい、私にも
出来るかなと思って応募したのが今に
繋がっている。
どれもこれも誰かが先にやっているのを
見て、「自分もやってみたい」と
安易に（よく言えば気軽に）始めて、
「やってみたら出来た」あるいは
「失敗した、出来なかった」を繰り返しながら
ここまでやって来たのです。
我ながら一貫性があるな？！
私は、自分を深掘りして、自分に合った職業は
何なのかを知って仕事をきちんと選び、
努力し続けて就職し、それをずーっと
やり続けるのが理想だと心のどこかで
思っていました。（いや今も思っている）
でも現実は真逆！なぜ！
逆に言えば、この腰の軽さ、気軽に決定
できる思考が自分の「強み」なんだなと
思います。
最後の質問で、「この生活を続ける中で、
気をつけていることは何かありますか？」
と言われた私は、
「スケジュールを過密にし過ぎて自分が
嫌にならないことです」と答えていました。
そうか、私はやってみたい気持ち一本で
生きていて、「もう嫌だ、やりたくない」
になったら立ち行かなくなるから、
「嫌だ」となることを最も恐れているんだ！
と気がつきました。
まるでカウンセリングみたいな
インタビューで、自分のことをよりクリアに
理解できたけど、
全ては真似だったのか…
という衝撃。
やっぱり私ってすごい子どもみたいで、
カッコ悪いなと、認識を改たにしました（笑）
・・・・・・・・・・・・・・・・・
はたらくを語ろうの会
通称「はたかた」へ参加をご希望の方は
下記フォームからご登録下さい。
次回が最終回の予定です。
リクエスト登録は2/28までとさせていただきます。
開催の目処が立ちましたら
先行案内をお送りします。
※ご参加いただけるのはバンコク在住駐在妻の方限定
としております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・