こんにちは。
まなとも運営メンバーのアリーです。
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第33回
「はたらくを語ろうの会」は
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先日、久しぶりに私が尊敬してやまない人から連絡がありました。
気持ちがほっこりした今日は、私が尊敬する人について書きたいと思います。
ちなみに今、私が「この人が尊敬できる人なんです！」と即答できるのは、
「あるまなともメンバー」が考える場を作ってくれたから。
いつもながら、「まなとも」さまさまです
私の尊敬すべき人 元上司のSさん(女性）
私が転職した際の第一次面接官で、元上司でもあるSさんは
はっきりいって、厳しい怖い上司でした
何も考えずにフラフラ相談になんか行った日には、
「自分の考えまとめてから来て！時間の無駄！」とピシャリと追い返され、
大事な会議の日に高熱が出ようものなら、
「みんなにうつす前に帰って！」
と冷たくあしらわれ、おっしゃる通りです・・・と呟く事しかできませんでした
でも私がこの上司を尊敬している理由、それは、
誰に対しても態度を変えないから
実は部下をよく見てくれていると実感できたから
部下を叱るというのはパワーがいるし、嫌われるのを覚悟でやっているのを
分かっていたから
Sさんは部下と同じくらい、自分の上司にも厳しい
Sさんは、部下であっても上司であっても態度を変えていませんでした。
時々見かける「自分の上司にはペコペコしている人」では全くなく、
上司が言ってもできないことはできない！
自分の部下が厄介なことに巻き込まれそうな事は断固として
Ｎｏ！という。
「いやいや、自分の上司なんだから、ちょっと言い方気を付けた方が、、、」と、
突っ込みたくなったことは一度や二度じゃない。
見ているこちらは、ヒヤヒヤでした。
でも、そんな様子を見ていたから、理不尽に怒られている訳ではないと
理解できたし、自分が怒られても素直に受け入れられたんだと思います。
見ていないふりをして、部下をよく見ている
Sさんから怒られた事は数えきれないけど、誉められたことってそんなにありません。
でも、半年に一回の仕事のフィードバック時には、部下の成果を知っていた。
そして例えば誰かがさりげなく、違うチームをフォローした時、後ろを通り過ぎるついでに
「よくできました」と囁いていく。
「えっ？私？何？知ってんの？」みたいな部下の挙動不審さを笑っていましたが、実は放任しているふりをして、
よく部下の仕事を見ていました。
今流行りの「部下を誉めて伸ばそう」という上司ではなかったですが、自分の仕事を見てくれているという
信頼感はばっちりでした。
厳しい事をいうのも自分の仕事だと腹をくくっていた
私が妊娠報告をしたとき、
「で、保育園はどこ入れるの？病気になった時、看てくれる所あるの？」
「周りの環境、分かってるよね」
が上司の第一声。
「いやいや、まだ、妊娠2か月で、無事生まれるかも分かりませんけど！？もう保育園の話！？」
これは私の心の声。
私が妊娠した当時はまだ「マタハラ」という言葉はなかったけど、今なら「マタハラ」と言われても
仕方がない反応でした。
（オメデトウは一切なかったな・・・・）
でも当時、私は転職してまだ3年程度、
「海外赴任があるなら行きたい！旦那はおいていきます！」と手を挙げており、
海外赴任経験のある上司は、いつか私にも同じ経験をさせてあげたい、と思ってくれていました。
そんな中での妊娠報告だったので私自身、がっかりさせてしまったな、、という申し訳ない気持ちがありました。
そして、何より、"結婚・妊娠より仕事を選んだ女性もいる環境"、そして"授かりたくても授かれない方もいる環境"において、
誰よりも先にこれから「覚悟をするよう」教えてくれたのだと思います。
これから、日本に戻り、キャリアを積んでいく中で、この上司のようにはなれなくても、
若い後輩たちに少しでもいい影響を与えらえる仕事をしなければ
と改めて思いました。
あなたが尊敬する人はどんな人ですか？
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